『ガソリンだだ漏れ事件』顛末記
このところキャブを手始めにいろいろと弄ってきた相棒。
やっと作業完了の道筋が見えたと思ったのもつかの間、再び大きな問題が。
ガソリンコックからガソリン漏れが発生しました。
恐らくはOリング類の劣化が原因。
調べてみると、コック内部のパッキン類は交換できるとのこと。
当然その方向で部品を手配し、コックをオーバーホールすることにしました。
ガソリン滲みは多分これの劣化の為でしょう。
それぞれを組付けて、
タンクを戻す前についでの作業。
20年を軽く越えてますし、実は、亀裂が原因で少し切ったりしており、それぞれ長さが短くなっているんですよね(^o^;)
ホース交換後、タンクを設置。
しっかりタンクとホースを接続して少し様子を見てみましたが、特に漏れもない様に見えました。
この時はこれで作業完了♪と思ったのですが…
その後、ガソリンを満タンに給油してテスト走行。
まずまずの調子で走ってくれ、安心してコンビニで休憩しておりました。
が、何気なくエンジン周辺を覗き込むと、コックからガソリンがポタポタ垂れているではありませんか!
急いでウチに戻ったのは言うまでもありません(>_<)
翌週から手直しの準備です。
満タンにしたガソリンを引っ越しさせる為、携行缶を購入。
コックボディに問題があっての漏れかもしれないので、新品のガソリンコックアッセンブリーも注文しました。
コックアッセンブリーが届くまで時間が掛かるので、ダメ元で再度コックをバラして組み直しにトライしました。
バラしながら漏れの原因を考えてみました。
そこで気になったのがダイヤフラムの組付け方。
もしかして、組み方が違う?
ガイドになるピンもあるため、組付け方向を間違えることはないだろうと思ったのですが、
念のため古いダイヤフラムの表面の黒いシートを慎重に捲って観察してみると…
モールドに合わせて染みが出来てるので形が分かりやすいですね。
続いてコックボディのダイヤフラム取り付け部を見ると
どうやら私、ダイヤフラムを180°回転させて取り付けていた様です。
今度は正しい向きでダイヤフラムを組み直し、再組み立て。
エンジンを掛けて暫くそのままにしてみましたが、漏れはピタリと止まりました…
走ってみても問題なし。アッサリと解決してしまいました(笑)
いや~、思いがけないことで手間を食いました。
後は、距離を走ってみたときにどうなるかですが、それは楽しみに取っておきましょう。