キャブレタークリーニング大作戦! ~組み上げ編~ | DB-Ninjaのブログ

キャブレタークリーニング大作戦! ~組み上げ編~

さて、下準備を終えたキャブレター、あとは順に組み上げていきます。

クリーナー風呂に入っていたジェット類は引き上げてから良く濯いでパーツクリーナーで仕上げをしておきました。

キャブレターのボディは同調作業への不安からバラバラにはせず、連結したままクリーナーで清掃しました。
この際に使った「ヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナー 泡タイプ」、恐るべしです!
泡を吹き付けた途端に、頑固なカーボンやガソリンの汚れが浮き上がる!
お陰でかなり綺麗になりました♪

このボディにジェット類を組み付けていきます。
まあ、元の場所に戻していくだけです(^o^;)

但し、これらは消耗品なので新品に交換です。
フロート室のガスケット、パイロットスクリューのOリング、フロートバルブです。

フロートバルブはクリップだけ再利用。
古いものから外して移植します。
フロートにセットしてキャブボディへ。

それから、パイロットスクリューのOリング。
真ん中のパーツのスプリング上に鎮座しているコイツを新品に。

右が使用後、左が新品。
結構つぶれるものですね。

パイロットスクリューは一度いっぱいまで締めてから規定量緩めて戻します。
A10逆車の場合は1回転と1/2が規定量。
全てのスクリューをそれに合わせました。

合わせ面を綺麗にしてガスケットを交換したフロート室カバーを取り付け。

ダイヤフラムにニードルをセットしてボディへ。

ダイヤフラムのゴムは薄いので、優しく扱います。
穴を開けたら大変ですから(^o^;)

スプリングをセットして

キャップをしたら組み上げはおおよそ終了です♪

本来ならエンジンにキャブを取り付けてから、バキュームゲージを繋げて同調作業をするべきなのですが、生憎そんな機器の持ち合わせもなく…
今回は目視で確認しました。

キャブボディの燃料噴射口などを目安に、全てのバタフライが同じ開度であることをチェックします。
このキャブは初めから綺麗に揃っていて、調整の必要なしでした。

さあ、これでエンジンに組み付けられます。
その様子はまた別記事で記録しましょう。