データベース初心者の基礎知識ブログ -6ページ目

選択と射影の両方を指定して WHERE

条件を指定する WHERE 句が使えたら、

「選択」・・・WHERE句を使って、マッチする行を取得

「射影」・・・SELECT句に列を指定して取得

の組み合わせをすればOK。

20100825_03.jpg

このテーブルから、趣味が「車」な彼を取り出してみましょう。

20100826_11.jpg

こんな風に指定した行の指定した列だけを取り出すには、

SELECT 名前 FROM 手帳 WHERE 趣味 = '車'

のように、WHERE で条件をしてして、列名も同時に指定します。

SQLの基本なところですね。

 

特定の行を検索するには WHERE を使って

お次は、特定の行だけを検索する場合ですね。

これを「選択」と言います。

20100825_03.jpg

この手帳テーブルから、なおと君だけを取り出しましょう。

20100825_05.jpg

こんな風に指定した行だけを取り出すには、

SELECT * FROM 手帳 WHERE ID = 4

のように、WHERE で条件を指定します。

検索した結果は、1つとは限りません。条件にマッチしなかったら0行ですし、条件にマッチすれば複数行を検索できます。

例えば、名前の「きよし」で検索すると、結果は2行になりますよ。

SELECT * FROM 手帳 WHERE 名前 = 'きよし'

20100825_06.jpg

 

 

射影は列を指定して

お次は、指定の列だけを検索する場合ですね。

これを「射影」と言います。

20100825_03.jpg

この手帳テーブルから、

20100825_04.jpg

こんな風に名前の部分だけ取り出すには、

SELECT 名前 FROM 手帳

とします。

名前と趣味の両方を取り出す場合は、「,」(カンマ)でつなげて、

SELECT 名前, 趣味 FROM 手帳

とします。