伊賀鉄道にはキャラクターが2つあります。今、そのアニバーサリーをPRするヘッドマークを付けた列車が運行されています。

ひとつはマスコットキャラクターの「ふくにん」。忍者の化身とされるフクロウを模した、ちょっと太めの愛らしい姿です。「ふくにん」の愛称は確か公募で決まったものだったと思います。伊賀線をPRする印刷物はもちろん、伊賀の四季号の前面には、「こふくにん」とともに大きくラッピングされていますし、上野市駅(忍者市駅)には陶器製の「ふくにん」がお客さまをお出迎えしています。そして着ぐるみもイベントなどで大活躍。伊賀市の代表的キャラクター「いがグリオ」くんと一緒にステージに立つこともあります。中の人は、社員さんだったり友の会の会員さんだったりしますが、これがなかなか大変、冷却ファンなど無いので夏場は推して知るべし。私も入ったことがありますが、10分も持ちませんでした。手足?が短いので、自分が思っている以上にかなり大きい動きをしないと、観ている人からは動いているようには見えないのです。

「ふくにん」も、誕生から早や15年、すっかり定着した感がありますが、中の人も含めこれからも伊賀線のPRに一役かってくださいね。



そしてもうひとつが、イメージキャラクターの「広小路かや」。イメージキャラクターは萌えキャラを中心に今や、各地の鉄道会社で誕生していますが、多くは社員の設定のようです。「広小路かや」さんも運転士で、伊賀のグルメ通であることや楽器を嗜むという設定のようです。命名の経緯は分かりませんが、他社の例でも、路線内の駅名を組み合わせたものが多いようです。以前、伊賀線だったら、どうするかなと想像したことがありましたが、なかなか上手く名付けたなと感心しました。

等身大?バージョンとデフォルメバージョンがありますが、どちらが人気があるのでしょうね。3歳の誕生日を迎えたようですからデフォルメの方が実年齢に近いかもです。

伊賀鉄グッズにもありますので、ぜひお手にとってみてください。