今日はお昼前から伊賀線でお出かけ。近鉄線に接続する伊賀神戸行き列車の車内は少し閑散としています。



 上野市駅周辺では、メインストリートを中心に午後から夏祭りが開催されるため、行き違う上野市行き列車には、それに向かう人たちがお見えです。市街地へのクルマの進入が規制されるため、こういう時は鉄道があって良かったと実感してもらえるかも知れません。お酒も気兼ねなく呑めますしね。

 来週27日は、楽しみなことがひとつ。上野市駅前に新たな観光スポットが出来ます。本物の忍者の世界を楽しく体験できる「伊賀流忍者体験施設 万川集海(ばんせんしゅうかい)」がいよいよオープンします。空間プロデューサーで「新横浜ラーメン博物館」などを手がけた相羽高徳氏がデザインしたといいますから期待が高まります。


旧市役所をリノベーションして7月にオープンした観光交流施設「SAKAKURA BASE」とあわせ、駅前に大型集客施設が出来るということは、伊賀線の利用促進にも大きなインパクトとなることを期待したいものです。
 さて、伊賀線の車窓に目をやると、黄金色に輝く稲穂の絨毯が広がります。早いところでは稲刈りも進んでいるようです。今年、世間は令和の米騒動と言われるようにコメ不足に悩んでいます。新米の出来に自ずと期待がかかるところですが、猛暑に雨不足。心配は尽きませんが、沿線の田圃は順調に育っているようでひと安心。
「伊賀米」は魚沼産コシヒカリと並ぶ特Aランクとされるほど旨さに定評があります。「伊賀牛」、「伊賀酒」とあわせ堪能いただきたい自慢の逸品です。その際はぜひ、伊賀線に乗ってお訪ねくださいね。