「まるで誰かみたい」 笑った鏡の中の自分
パジャマまで黒服 飴色の髪 立ててるみたいな寝癖

「私には誰もいないから」 そんな予感に怯えて1日
今日も起きられなかった。

眠れない夜は長い 怖いから昼間眠る
眠らない夜は短い 悲しいから昼間眠る
さなぎから羽化したばかりのまだ軟らかい白い羽。

傷口を被う膜のような新しい皮膚。

乾きはじめたばかりの接着面。


まだ骨折は治らない。
ギプスはとれない。
走ってはいけない。

それを認めて。
ひび割れたココロにも包帯は巻かれている。

まだ受けとめられない重さがある。
誰を裏切ることになろうとも、
僕は全力でその弱さを守る。

いつか磐石な強さを持つために。
この夜に静寂を落とせば
耳に残るは君の旋律