カエルネタが続きますにやり

今年はカエルを卵から育ててみよう!という新たな試みに家族で挑んでいます。

ヒキガエルの後に里山で見つけたヤマアカガエルと思しき卵は、あれこれ調べているうちにニホンアカガエルではないか?という疑いが出てきました。

 

 

ひらめき電球田んぼのアカガエルのなぜ?なに?編

(余談ですが、次世代に元気な森を受け継ごうというビジョンの元に発信されているこちらのHonda Woodsのサイトには、自然観察をテーマとする記事が多くアップされていて、子どもと一緒に楽しめます♡)

 

 

こちらのサイトで見ると分かるように、ヤマアカガエルの卵はすくい上げると、産卵直後でもダラーっと手から落ちてしまうのだそう。

育てているオタマの卵を見つけた時は、見るからに産卵から日が経っていたので判別は難しいですが、、、

どちらかと言えばニホンアカガエルの卵のようなタピオカ感があったんですよね(笑)

確実なことが言えるのはオタマたちが無事上陸した後になりそうですうーん

 

3月22日(1日目)

卵の透明度がかなり失われているので、産卵から数日経ったものと思われます。

 

3月23日(2日目)

持ち帰った翌日にはほとんどの卵が孵化。写真では分かりませんが、外エラが確認できます。

 

3月30日(9日目)

体色はまだ黒く、ヒキガエルとほとんど変わりません。外エラは退化しています。

 

4月5日(15日目)

6匹を残して元の水場にリリース。

 

4月10日(20日目)

半分を長女のお友達に譲りました。手元に残ったのは3匹!

 

4月14日(24日目)

体色が灰色っぽく変化し、お腹側は腸が透けて見えています。

 

4月28日(38日目)

頭部が透き通ってきました。赤く見えているのはエラかな?

 

 

 

5月5日(45日目)

一番成長が早い子の後ろ足が生えてきました!

 

5月6日(46日目)

体色がまた濃くなりました。後ろ足が大きく発達してきて、胴体もくびれのような窪みが確認できます。

手が突き出てくるのを今か今かと待つ日々、、

 

5月7日(47日目)

上陸に備えて石を入れてみましたが、一向に上陸する気配なし。成長が一番遅い子も後ろ足が生えてきました。

 

5月10日(50日目!)

我が家に来てからもうすぐ2ヵ月が経ちますが、まだオタマジャクシです滝汗

でもアカガエル特有の背中の線がハッキリと見えてきました!目のうしろから真っすぐに伸びているので、やはり二ホンアカガエルかな?

 

 

今月に入ってからの成長が目覚ましいキラキラ

それにしても後ろ足が出てから上陸するまで、アカガエルってこんなに時間がかかるんですね!!

長女も私もアマガエルの感覚で育てていたので、これには本当に驚きました。

アカガエルは早いと1月頃から産卵を始め、親ガエルは産卵後にふたたび冬眠するのですよね。

この早い時期の産卵は、卵や孵化しかオタマジャクシが天敵に狙われにくいからと考えられているそうです。

 

 

対して、アマガエルは早くても4月頃から繁殖期に入るので、ちょうど他の多くの生き物が冬眠から明けるのと同じタイミング。

だからこそ素早く変態を終えて、一刻も早く敵の襲来に備えられる体になるよう進化してきたのでしょう。

同じカエルでもこんなに違うなんて面白いですよね~ラブラブ

ますますその魅力にハマってしまいそうです。

 

 

 

 

 

 

そしてそして!!!!

なんと昨日、念願だったシュレーゲルアオガエルの卵を発見してしまいました!!!!

 

 

カマキリの卵の大きいバージョンのような、泡につつまれた不思議な物体。

長女は初めて本物を見たので、見つけた時も全くピンと来ていない様子でしたが、同じく本物を見るのは初めてでも、徹底的に図鑑や様々なサイトで実物画像を見ていた私は、、、!!!

感激のあまり絶句でした。

いや嘘、「いたあああああ!!!」と叫んでましたニヤニヤ

 

 

願えば叶うものですね。

ブログではまだ記事に出来ていませんが、今年は畑の一区画を借りて様々な野菜を育てていまして。

都内某所に通っているのですが、その畑の近くにある谷戸で発見しました。

 

 

水田の水と土を持ち帰り、埋めるようにして置いてみました。

シュレーゲルの孵化についてあれこれ調べた結果、ひとまずこの方法で孵化を見守ります。

 

 

と言うのも、シュレーゲルは孵化させるのがとても難しいのですタラー

他のカエルと同じく田んぼの近くで産卵しますが、田んぼの中ではなく、畔など田んぼの縁の土中などに穴を掘って産みます。

運がよければそのまま土の中で孵化し、丁度よく雨が降って、オタマが水田に流れ出していける。

 

 

でも雨が降らずに干からびてしまったり、そもそも孵化できず腐ってしまう卵も多いのだとか。

あとは田んぼ整備の際にトラクターで粉砕されてしまったり、、、

非常にリスキーな育ち方をするカエルなんですよね滝汗

 

 

これって自然界での孵化成功率はかなり低いのでは?と思って環境省のレッドリスト(2020年版)を調べてみると、全国的には意外にも掲載無しでした。

 

 

レッドデータブック東京のHPより。)

 

ですが、やはり東京区内では絶滅危惧ⅠA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い種)。

都下でも絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)となっていました。

地球にある様々な命を次世代に繋いでいくためにも、むやみに取らない意識を持つこと。

子ども達とも飼育を通して感じて、話し合っていきたいと思っています。

 

ひらめき電球おおきくなあれ(大日本図書)

 

シュレーゲルの育て方、孵化の仕方について調べている時に、偶然見つけたこちら。

多種多様の昆虫、爬虫類、両生類が網羅されていて、静止画だけでなく動画が掲載されているものもあり、見応えがありますラブ

 

ひらめき電球デジタルデータバンク(同上)

 

他にも算数、体育、生活科に関する動画や資料が載っていました。

おうち時間のお供にぜひいかがでしょうかラブラブ