日本文化特有の生活とは?

日本独特の生活文化の具体例をいくつか、ご紹介していきます。

食べるときに食器を持つ
日本では食器を持って食べることがマナーとされていますが、海外では食器を持つことはマナー違反とされています。
また、食器に口をつけて食べることもマナー違反なので、日本食レストラン意外の場所で食事をする際には注意が必要です。食器を持たずに食事をすることと併せて、スープ類を音を立てずに食べることも意識しておくといいでしょう。

敬語
日本には敬語という文化があり、相手によって3種類の敬語を使いこなしますが、海外には敬語という文化はありません。海外では目上の人に対しても名前で呼びますし、英語やその他の言語でも敬語にあたる言葉は存在しないのが特徴です。

ゴミの分別が細かい
ゴミの分別が細かいのも日本独自の文化です。日本では燃えるゴミ・燃えないゴミ・ビンや缶といった分別をしますが、海外ではこのような細かい分別はありません。
そのため「このゴミは燃えるゴミ?」と迷うことがなく、ゴミを捨てやすいのが特徴です。

交通ルールが逆
海外で車の運転をする場合には、日本とは交通ルールが違うため注意する必要があります。
信号の点滅する順番が違ったり、踏切での一旦停止が禁止されていたりするので、事前に交通ルールを確認することが必要です。その他にも海外の多くの国では日本とは違い、車が右側通行となっています。右折禁止の標識がなければ赤信号でも右折が可能です。海外には海外の交通ルールがあることを知り、事前にチェックしておくようにしましょう。

レストランでは残すのが当たり前
日本では、注文した料理はできるだけ残さないのがマナーとされています。
しかし海外では注文した料理を残すのは当たり前。そのぶん残した料理を持ち帰る習慣があるため、レストランでは持ち帰り用の容器が用意されているのです。海外のレストランで食べ残しを持ち帰る場合には、店員さんに「Doggy bag,please」と伝えて詰めてもらうようにしましょう。

公衆トイレが有料の地域も
日本では無料で利用できる公衆トイレも、海外ではほとんどの場合有料になります。水道代やトイレットペーパー代をまかなうために有料となっていますが、犯罪を減らす目的としても注目されているのです。支払い方法はトイレの前に設置してある箱へ硬貨を入れる、トイレ前にいる係員へ渡すなどいくつかの方法があります。トイレ以外にもチップが必要になる場面は多いので、小銭を持ち歩く習慣をつけましょう。 

年中無休のお店がない
海外では休憩や休日の考え方がまったく違うため、日本のように年中無休というお店はありません。休日にはしっかり休む習慣がついているので、日曜日や祝日はお店が営業していない可能性もあります。海外で買い物する際には注意しておきましょう。