2年生が始まって以降のおでかけ記録を書いていなかったけれど、実は結構ちょこちょこ行っている。

 

まず、GW。

恒例の私の実家(関西)への帰省。

 

姫路城には2022年に一度行っているのだけれど、当時よりさらに高まった息子の戦国武将熱を受け、再度しっかりと観に行くことに。

 

 

春休みに関ケ原、名古屋城でボランティアガイドを依頼し、かなり深く楽しめたので、姫路城でも、初めてボランティアガイドを予約。

 

 

関ケ原は1グループ1,000円、名古屋城は無料だったボランティアガイド。

姫路城は1グループ2,000円だった。

 

ガイドは地元のシニアの方。

観光のプロではないかもしれないが、もちろん歴史には詳しく、親切だし何よりその土地への愛がある。

予約は簡単に取れる。そして、めちゃくちゃ安い。

みんな使えばいいのに、と思うが、意外と使われていない。

 

有名な観光地を訪れても、歴史的なウンチクを詳しく聞きたい人なんて、そんなにいないのかもしれない。

実際、私も過去に国内外いろんなところに行っても、ガイドの話をしっかり聞いて頭に入れようとはしていなかった。

 

でも、息子の存在が私たちを変えた。

今は、歴史的なウンチクがこの上なく面白い。

 

石垣の積み方の特徴で、秀吉の時代か池田の時代かが分かるらしい。

城の様々なところに隠された隠し扉や隠し部屋、敵を陥れるトラップなどなど。

 

たっぷり2時間掛けて、姫路城の庭と天守閣をじっくり巡った。

70前後くらいの女性のガイドさんだ。

広い敷地内をよく歩くなと感心する。

うちの母なら、根を上げるだろう。

 

そして、姫路城の内堀を和船でゆったりとめぐる体験も。

こちらは大人1人1,500円、子ども500円。

 

内堀から見上げる石垣と天守閣、櫂を漕ぐ船頭さん、そよぐ風が気持ちいい~デレデレ

30分の乗船時間に、歴代の姫路城主たちの逸話を聴く。

池田家の後は、本多家、榊原家、酒井家と徳川四天王が名を連ねていたらしい。

なるほど、さすが姫路城、徳川の重要な家が守ってきたのだなあ。

 

なんだけど、徳川吉宗が将軍だった時代、榊原政岑が姫路城の隣にハーレムを作り、名古屋城主の徳川宗春とつるんで乱行を繰り返したとかで藩替えになったんだとか。

「どうする家康」で知的な真面目キャラだった榊原康政の子孫がと驚く。

そして、江戸時代って、そんな風に幕府が人事権を握ってたんだなあ。

 

何度も姫路城は行ったけど、その歴史を初めて真面目に理解したかも。

 

他のおでかけ記録は、また次回。