というわけで、希学園の冬期講習2日間が終了。

 

翌日、授業でやらなかった算数の問題をやってみることにした。

息子が解く前に、私がやってみて、解法もしっかり理解してから。

たぶん息子は解けないと思うけど、できなくて投げ出したり、闇雲に親子で時間を浪費することはやめたい。

私が十分理解した上で、息子が少し考えて詰まったら、解法のヒントを適宜出しながら最後まで解き切る感覚をもたせたい。

 

で、残りの発展問題と難問に私がチャレンジ。

ふむふむやはり難しい。

だけど、これも表を使って整理するんだろう。

なかなかややこしいけど、コツコツ根気強く整理すれば解ける。

でもこれ、息子は「キーッ」ってならないだろうか。

 

そして、ちょっとドキドキしながら息子にやらせてみた。

最初に「授業でやったみたいに表を使うといいと思うよ」とヒントを出してみる。

 

そうしたら・・・アレアレ?なんか、結構できてる?

問題文の理解が完全に自力とまでは言えないけど、意図さえ分かれば解けている。

なにより、結構効率的に考えている。

解説に書いてあった、こう考えれば早い、みたいなポイント、実は私は解説を読んで「あ、そっか」と思ったのに、息子は自分で見つけてる。

しかも、さくっと。

 

解き方が・・・スマート!!!びっくり

 

なになに?息子、結構やれちゃうの??

毎日毎日、計算カードで2桁と1桁のたし算、ひき算のタイムを測るばかりの時間が、もったいないんじゃ・・・?!

 

これはあれだな、過度な反復よりやるべきことがあるな。

 

 

以下、今回の発見、感じたことと今後の方針について。

 

1.息子には、集団塾で学ぶことが向いていそう

 

親以外の大人の目(特に「先生」という肩書の人)があること、授業形式で他の子と一緒にやることは、彼のやる気にプラスに働くらしい。

息子は目立ちたい、褒められたい欲があり、優等生感を出そうと張り切る。

特に熱血系や厳しめの先生、雰囲気を好む。

 

2.算数は思考力を養う学習の比率を高めたい

 

希学園の算数は、発展問題、難問ともに頭を使う良い問題だと思った。

たし算とひき算の知識さえあれば、先取学習なしで工夫して解ける。

論理性や思考力が養われると思う。

そして、意外にも息子にはちょっと算数のセンスを感じる。

 

下手に先取していくより、まして過度な反復学習より、こういう発展的な問題をしっかり積み上げる学習を取り入れたい。

 

3.塾の国語はやはりテクニックに向かう傾向

 

テクニックの習得は今から慌ててやることでもないと思う。

それより、長めの説明文を読む力を身につけることの大事さを感じた。

そのために、現在の読み聞かせは物語が中心だが、説明文的な本を加えていくことを検討したい。

 

あと、中学受験の国語には記述力が重要だと聞く。

これをどう養うかは難しいところだけど、いわゆる勉強としてやらせるのは息子が嫌がりそうなので、どういうやり方がいいか考えてみる。

(夏の自由研究のときのように、何かを解説するようなものを書く機会を作るといいんじゃないかという仮説)

 

4.もしも塾に通うなら算数だけでよい。だけど今から塾に通う必要はなさそう

 

算数の授業はちょっと魅力的だった。

どうやら息子には難しい問題を解くポテンシャルがなくもない。

でも、これ以上、習い事を増やしたくない。

そして、今は塾以外の習い事の方が重要だと思う。

 

思考力を問う問題を、自宅でコツコツやればカバーできる感覚はある。

ただし、そのためには、私が事前に解説を読み込み、解法を十分に理解した上で指導していく必要がある。

数をたくさん解く必要はないが、週に1問でもいいから、考える機会を作ろう。

そしてそれをやる余白を作るため、反復的な教材の量を減らそう。

 

いまいち息子のテンションが上がらないチャレンジのオプション教材「考える力プラス」と「かん字けいさんドリル」は解約する。

(チャレンジの基本教材は好きなので辞めたくないらしい)

 

 

 

そんなわけで、冬期講習。

非常に発見がたくさんあった。

何事も気になることは試してみるって大事だな。

 

友だちを作るのが得意な息子は、冬期講習のクラスが一緒だった他の小学校の男の子と早速仲良くなっていた。

その子は小3から希学園に通うんだと言っていた。

そのための練習らしい。

次は夏期講習に行くそうでその子が「夏も来る?」と息子に尋ねると、息子は「夏も行く?」と私に訊く。

 

まあ、あなたが行きたいならね。それもいいんじゃない?

 

こういう季節講習に参加しつつ、塾ではどの程度のことをやってるのかなど探りつつ、息子の向き不向きやレベル感を探っていきたい。