今、お気に入りの場所はと聞かれたら、渋谷のミヤシタパークと答えます。
洗練と親しみやすさのバランスが絶妙。アパレルにしろ雑貨にしろ飲食にしろ、ハイエンドな高い店ばっかりではなく、かといって庶民派の安い店ばっかりでもなく。
ハイもローも魅力的なモノは魅力的! と感じるタイプの人には、この感覚、分かってもらえるのではないかと。
ミヤシタパークのオープンは7月28日。まだ多くの人が外出を自粛していた頃でした。
実は、その前日に、ミヤシタパーク内のGUCCI新店舗におじゃましてきました。
この店に配属になったスタッフさんがオープン前の顧客枠に招待してくださり(感染拡大を防ぐために、予約制で人数を制限していました)。
買い物をすると横尾忠則のミヤシタパーク店コラボポスターをプレゼントと言われ、ナヌ!!と前のめったのもあり(リスペクトしてるので)。
ちなみに太い客とかでは全然ないです。たぶん、おしゃれが大好きなことや今のGUCCIの世界観が好きなのがなんとなく伝わったのかも、と勝手に解釈しています。いや、単純に連絡先を知ってるお客さん全員招待しただけかもですが(笑)
GUCCIミヤシタパーク店にて、左がワタシ、右が友達。以前ワタシが友達のために見立てたシルバーの靴をはいてきてくれた! ワタシの靴は前にこのブログでも紹介したYoshito。ストライプのGUシェフパンツと相性良すぎ◎
アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターになってからの、ルールがないのがルールだと言わんばかりの自由で攻め攻めなGUCCIが大好きなのです、ワタシ。
ハイブランドって、おしゃれに興味がない人を手っ取り早くおしゃれに見せたり、財力があることを示すために使われたりします。それはそれでブランドの力。美と品質へのこだわりを積み重ねてきた歴史があってのこと。
ただ個人的には、そういう武器としてのブランドには、あまり興味がなく。
単純に、今のGUCCIは色彩やスタイリングを見ていてワクワクするし、自分の感性を信じてファッションを楽しもう! というスピリットを感じます。そこが好き。少なくともワタシはそういうメッセージを受信してます。
服やファッションをただ見せるだけでなく、カルチャーを絡めて世界観を表現しているところも自分的にはツボです。
中目黒のカセットテープ専門店とコラボしたり、Spotifyで年代別プレイリストを配信したり、SEGAのフォントにインスパイアされた商品を作ったり、アプリでレトロなミニゲームを配信したり(しかも定期的に新作が出る・笑)
マスカラ倒しゲーム。こんなミニゲームがGUCCIアプリ内にたくさんあるのを皆さんご存知か(笑)
カルチャーとハイブランド、で思い出したのは、クリストファー・ベイリーがクリエイティブディレクターを務めていた頃のバーバリー。イギリスの新進気鋭バンドを招いて表参道で無料のライブイベントをやったりしてましたね(この頃のバーバリーは、品があってナチュラル、かつロックな空気もまとっていて、ものすごくツボでした)
最近ではロックバンドやアーティストとのコラボをいろんなブランドが普通にやってますが、GUCCIのようにゲームやオタクカルチャーにまで踏み込んでいくハイブランドはなかったんじゃないかと。そういう、ジャンルの枠や壁をとっぱらっていく感じが好きですね。
GEEK(オタク)をファッションのスタイルとして取り上げることはあっても、GEEKのカルチャにまで踏み込むブランドはたぶんなかったと思うので。もちろん、ちゃんとGUCCIならではのデザインに落とし込んでいるのもポイント。
そして結局この日は香水を買いました。久々のオードパルファム、「Guilty Absolute Pour Femme」。
いただいた横尾忠則ポスターは、もったいなくてまだ貼ってません。てか箱から出してません(オイオイ笑)
こんな風にテーマごとに冊子が分かれてます。てかいま気付いたけど、これ読みたい分だけ持ち歩けばいいんだ! で、カフェとかで読みふける。家ではなかなかゆっくり読書する気分になれないので……。
コロナ禍での鬱屈緩和に、GUCCIへの(GUCCIでの)ときめきとワクワクが助けになってます。ミケーレさん、GUCCIの担当さん、他のスタッフさん、ありがとう!
これからもときめくぞ〜〜! (宣言・笑)