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今日は東京ドームでSHINeeのライブ。


ジョンヒョンの件については。あの日から、自分なりにいろいろいろいろ考えました。過去のインタビュー記事や動画、鬱病について、韓国で鬱病がどう見られているかについて、治療ができる環境が整っているのかなどについても、いろいろいろいろ調べました。


ジョンヒョンと同じ病気と何十年も付き合っている学生時代からの親友とジックリ話をしたりもしました。


自分なりに思ったことや疑問などを彼女に投げかけ、彼女も考えを伝えてくれて。並行して、自分の感じたことや考えたこと、気付いたことは文章にして記録しました。


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それによって、自分なりに気持ちの整理ができたとは思います。(とはいえ、まだそういう状態じゃない人もいるでしょうし、今は出すタイミングではないとの考えから誰にも見せていません)


ともあれ、彼らがこうしてライブをしてくれることに、心から拍手を送りたいです。メンバーにも、スタッフの皆さんにも。


大好きな、そしてアーティストとしてチームとしてリスペクトしているSHINeeの、言葉にし尽くせない様々な想いが刻まれるであろうパフォーマンス、全力で受け止めてきます! 





【ライブ後】


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行ってきました。Everybodyで泣いてしまった。その後も、いろんな曲で。ことあるごとに。


どんな苦難も糧になる。人の心を揺さぶる表現になり、作品になる。それが人の心を揺さぶる。それがまた還っていく。


だから、悲しいときにやるライブ=悲しいライブじゃない。彼らの想いが音になり表現になり、新たなエネルギーを生み出し、それを皆で共有し、心を通いあわせることができる、とてもとても貴重な時間と空間。


ライブというのはそういうものだと日頃から思っているので、SHINeeがこのライブをやると発表したとき、その決断に拍手を送りたくなりました。大変だけど、しんどいけど、絶対に意味がある。未来に繋がる。




そしてライブが始まり。演出のすみずみから、スタッフの愛とプロフェッショナルとしての矜持を感じました。照明ひとつとっても、バンドメンバーやダンサーの名前がスクリーンに映し出されるときに使われたレトロなフォント(誰か共感して!)一つ取っても、SHINeeのポップでスタイリッシュな世界観を作る上での妥協一切なし! こだわり感じさせまくり!



そして。最初の一音から、オニュの歌声が違った。いつも美声だけど、今回のライブでは優しくて、憂いがあって、気持ちの乗せ方が全然違った。


ミノが歌の途中で本気で叫んだ瞬間、涙が出た。初めて素の自分をパフォーマンスの中でさらけ出してくれた気がした。


テミンには、ちょっと怖くなるような、ゾクゾクするような芯の強さを初めて感じた。彼はソロとしても今後いろんな人を惹きつけていくと思う。


キーくんは、言葉少なに、ひたすらジョンヒョンと寄り添っていた。


ワタシは、SHINeeの中で誰が一番好きかと言われたら迷わずジョンヒョンだと答えてきたし、その気持ちは変わらないと思います。初めて「Lucifer」を聴いたとき、中盤での力強くうねるような ♪Wow yeah!のシャウトに驚きました。あんな風に歌える人はテクニカルな部分だけ見ても、なかなかいません。


彼は本人が持つ強い存在感とは裏腹に、あくまでも、さりげなく表現しようとする人なので、個性と魅力が炸裂する箇所は終盤のフェイクなど、ちょっとした瞬間であることが多い。でも、その歌唱がSHINeeの曲において重要なスパイスになっていたと思います。


だから、今回のライブで、あぁいつもはここでジョンヒョンが歌ってたんだよな……と思った瞬間は何度かありました。「Colorful」の終わりの方で、ジョンが「♪ウォゥウォゥウォーー」と歌い上げる箇所がワタシは大好きで、彼の歌声を象徴する箇所だとすら思っていて。それがもうライブでは聴けないんだな、とライブを観ながら思いました。


が!


いやそれはそれだよ、ジョンヒョンのパートをたくさん歌ったテミン頑張ってたよ、全員グッジョブだよ素晴らしかったよ!!!と、ワタシはその想いの方が強かったです。上から目線ではなく、精神論でもなく。


実際に練習を積み重ね、その上で、伝えること、表現することに全力を込めた、渾身のステージだった。


セットリストも、ベストと呼ぶにふさわしい内容で、SHINeeもスタッフもファンの気持ちをわかってくれてるなぁ、としみじみ感じました。


いい曲、いい演奏、いい歌声とダンス。洗練と質を極めに極め、それでいてキャッチーで敷居の高さを感じさせないコンテンポラリーポップス。全員にテクニックがあり、かつそれを意識させない柔らかな表現力がないと成り立たない、実はものすごく難易度が高い音楽。そこに5人が集まって溢れ出すキラキラとまばゆい清涼感が加わって完成する唯一無二の世界、SHINee World。


ワタシはジョンヒョンが好きですが、それ以上にSHINeeが好きで、5人揃ったときのバランスが素晴らしい!と感じてきました。


言うまでもないことですが、ワタシの中でジョンヒョンが消えていなくなることはありません。これからもジョンヒョンの歌声を、曲を、当たり前のように聴き、いいな、好きだな、と当たり前のように感じることでしょう。


メンバーも言っていたように、また多くのファンにとってもそうであるように、ワタシにとってもSHINeeは永遠に5人です。そして、ジョンヒョンを胸に抱いて活動を続けていく4人に、心からエールを贈ります。


いつもは楽しいライブ。でも、今回は素晴らしいライブだったと言いたい。さまざまな心のひだを歌にダンスに存分にこめてくれた彼らに、手が痛くなるほど拍手。SHINee is Forever !!!


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