{E44B9B84-60D2-471C-A710-A4D19394239F:01}

というわけで、先日参戦したBIGBANG(一文字ずつアルファベット打つの面倒だから辞書登録したわ!笑) の東京ドーム公演の感想を。

※最初にアップした後に、ちょこちょこ加筆しました^^;  言葉足らずだったかもと感じるところがあったので。


ちなみにワタシ、彼らのライブは初参戦。行こうと思ったきっかけは、少し前に終了してしまった韓国エンタメ情報番組『韓ラブ』で、番組の最後に少しだけ流れた「Bae Bae」のPV(コチラをどうぞ)をたまたま観たこと。

え、これBIGBANG ?
こういう曲やるの?
……すんごいいんだけどっ!!

と、目と耳が釘づけになり、収録されているCD『MADE a』を購入。それから少しずつ過去の音源を聴いたりネットでPV(プロモーションビデオ)を観たりインタビューや記事を読んだり。
 


Bae Baeは、一言でいうなら、エロスとユーモアの完全合体。しかも甘くてロマンティック。曲よし歌よしサウンドよし映像よし! 

と言っても、好き嫌いは分かれる作品だと思います。

ワタシは蜷川実花やウォン・カーウァイを彷彿とさせる極彩色のPVも、ジヨンの個性的すぎるファッションもダンスも、Topさんのエロスな隠喩が炸裂する歌詞や動きも、そんな2人の変人の間に挿入されるヨンベとテソンの豊かな歌声も、スンリの繊細なささやきも、素晴らしいと思いました。

そして何より「餅」(笑)。PVを観てない人には何のこっちゃだと思うので、とりあえず観ていただければと(コチラ)。韓国語には面白い表現があるんだなぁと思ったと同時に、でも餅が飛ぶ映像をポップソングのPVにするアーティストはなかなかいないよ!(笑)とも思いました。


ちなみに、「この曲をジヨンと共に作曲しているTeddyさんが彼らのサウンドの鍵を握っているのでは?」と思い、Teddyさんについても色々調べました。

彼が音楽制作について語っているインタビュー記事がすごく興味深い内容で、なんだか色々共感してしまった。


で、そうこうしているうちに来日公演があるらしい、そしてTopはもうすぐ兵役らしいということで、これは観ておかねば!とライブに行くことを決めたのでした。


……って、いつライブの感想に辿りつけるんだワタシは。(これでも結構端折ってます笑)

ではそろそろドーム公演の感想へ! 終演直後に取ったメモをまとめた感じです。


◇◇◇


BIGBANG。アジア圏にとどまらず北米などでも人気がある理由がライブで分かった気がしました。

K-Popというより洋楽のライブを観たような感覚。それもヨーロッパではなくアメリカの。かなりアメリカ寄りの音作りだなぁと感じました。

終盤でバンドメンバーを紹介してましたが、オール黒人編成でビックリ(天井席からはマイクの音が割れちゃってメンバー紹介が全く聞き取れなかったのですが)。ということろからも分かるように、非常にファンキーで肉感的な演奏でした。

BIGBANGのメンバーもやっぱりアメリカのR&B好きなのね、と感じたのは、MCタイムにスンリがジャスティン・ティンバーレイクの「Sexy Back」をチラッと歌ったこと。ジヨンがちゃんと合いの手を入れててさすが!と思った(笑)。この曲は合いの手の部分こそが重要なのでっ。

 

「Bae Bae」以外にも、「Blue」「Bad Boy」「Ms.Liar」など、お気に入りの曲は全てやってくれて満足!
これらの曲に共通する、透明感のある切なさは、BIGBANG独特のものですよね。

一方で、「BANG BANG BANG」や代表曲「Fantastic Baby」などのダンサブル・チューンでの、ノリノリで楽しいだけではない、“毒”。これも彼らの武器だと思います。

ただ、今回のライブでは、このへんの個性が全体的に薄まっている感じがして、個人的にはそこが少し残念ではありました。

ワタシが天井席から観ていたせいもあるかもしれませんが、でも天井席から観ても強烈な個性を感じるライブはあるので、席の問題だけではないような気がします。

CDでは、サウンドは洋楽寄りだけど、ジヨンとTopの個性的な声が強烈なスパイスになっている。洋楽とは一味違う個性を維持する重要なキーを担っているのがこの2人だとワタシは思ってます。

だけど、ライブではその個性、アク、毒が薄めだったなぁと。

この日のライブを観る限りでは、超個性派な2人がライブでは控えめで、他の3人がライブではエネルギッシュ。そのせいもあるのかなと。だとすれば、それはいい悪いではなく、ある意味BIGBANGのライブの個性なのかなとも思います。  

それとも、この日はジヨンとTopがおとなしめだっただけで、もっとアグレッシブな日もあるのかな?
BIGBANGファンのフォロワーさんいわく、「ここまで規模の大きいツアーは今回が初めてだから洋楽テイストがいつもより強い」とのことなので、万人向けを考えた結果あえてこうしたのかな?

そのあたりを見極めたいので、今回のMadeツアー、もう一回くらい参戦したい気がします。(と思っている自分に気付いた!笑   東京で追加あるかな?もしくはライブビューイングでも……)


これまで、いろんな規模の会場で洋邦問わずいろんなアーティストのライブを観てきましたが、CDよりライブの方が良くも悪くもアクが強くなるアーティストの方が多い、とワタシは思ってます。

それはMCだったり、演奏や歌唱のアドリブだったり、要はコントロールしない、もしくはコントロールしきれない、ある種の不安定さから生まれるものだったりもします。

あとは、明日どうなってもかまわないというがむしゃらさとか。

そう考えると、今回のライブはしっかりコントロールされていた。安定感は抜群でした。ヒヤヒヤするところが一切なかった。(スンリのMCをのぞいて・笑)

日頃どんな音楽を聴いている人でも楽しめる、聴いてない人でも楽しめる、そんなライブだったと思います。誰を誘って行っても、帰り道で気まずくなることはない!(笑)

そこは、K-Popの枠を越えて、アジアの枠を越えて、人気のあるグループならではの懐の深さかなぁと思います。


個人的に悔やまれるのは、ドームって本当に席によって見え方も音の聞こえ方も全然違うんで……もうちょっと、もうちよっと早くチケット買えばよかった!と。
だからやっぱりもう1回くらい観たいなぁ。

ステージから近ければいいってもんでもなかったりするので、そこはもう運ですが(笑)




ここからは、メンバーごとの印象です☆

ジヨン。動画や写真を観ながら、繊細な人なんだろうなぁと強く感じてたんだけど、ライブでもやっぱりそうだった。
でも繊細でもライブでは爆発する人もいるわけだけど、ジヨンはなんかこう、前に前にっていう感じがないよね。スンリがあぁだから任せてるのかしら?(笑)それとも単に疲れてたのかな?
 
Top。とにかくビジュアル偏差値が高い。さすが映画で主演を張るだけある。背も高いから花道を歩いてくる姿はモデルのよう。

スンリ。なんなんすかあの日本語力の高さは!!! (笑)日本語でまくしたてることができるって相当だよね? 完全に日本のお笑い芸人でした。
Bae BaeのPVでの甘くて繊細なイメージとのギャップが凄すぎる(笑)
いやしかし好感度は上がりましたよ! 彼のあの張り切りぶりは、日本のファン拡大に相当貢献しているのでは?

テソン。邪気のなさが全身から滲み出てた。リクエストされたことに全て応えるまっすぐさも。そりゃ邪気だらけのTopさんに愛されるわ!(そのへんの情報は半年前からジクジク入手済み・笑)


ヨンベ。彼の歌声がスタジアム級のライブにおけるBIGBANG訴求力の要のような気がした。欧米のポップミュージックで好かれる声質、好かれる歌唱。甘さがあって、エネルギーもある。前に押し出してくる歌声。
テソンの歌もふくよかで声量があって素敵なんだけど、いかんせん品がよすぎる。もちろんそこが魅力なんだけど、アメリカで成功するにはヨンベのような歌声のメンバーがいることが重要だと思う。

テソンに関しては、彼の清らかさはBIGBANGに咲く一輪の百合、いやクローバー?とにかくそれくらい重要な意義を持ってると思ってて。
「Fantastic Baby」のPVで冒頭のジヨンのスタイリングに度肝を抜かれTopの猫目コンタクトレンズに戦慄を覚えた後にテソンが出てきてホッとするもんね!普通で!(笑)あっ普通の人だ!って。PV観て地味な人が出てきて安心したの初めてだよ!!(笑) 

でもワタシ、ジヨンとTopの声がなかったらBIGBANG聴こうと思わなかったと思う。さっきも言ったように、BIGBANGにしかない強烈な個性を担ってるのはこの2人だと思っているので。

でも、その2人が活きるのも、他の安心させる(笑)3人がいるからなんだよね。人気のあるグループに共通することだけど、メンバーのバランスがいいなぁと思います。


そういえば、K-POP恒例(と言っていいんだろうか笑)のVCRも凝ってたね。どう見てもタランティーノ監督作品のオマージュだと思うんだけど(笑) 誰かファンなのかな?


ツアーグッズは、どれか入ってるか分からないヘアゴムを買いました☆

{A18E62DB-D019-45ED-A44D-6E49C5231378:01}

赤が可愛いなーって思ってたのでラッキー)^o^(
一応「ドーム型」らしい(笑)

ちなみにワタシ、ルックスはヨンベ(SOL)が好みです☆(どうでもいい情報でしめくくる・笑)



PS
案の定長くなってしまい、Bae Baeのどんなところが好きかバナシを書ききれんかった.…。「エロ甘い」「エロ切ない」「エロ哀しい」楽曲考察も含め、また別の議会に!