続きです!
●Everyday it rains
作曲編曲のJamie Jonesは
1994年の「I Swear」の大ヒットで知られる男性ボーカルグループ、All -4-Oneのメンバー。
で、これもばりばり90年代テイスト。2人がユニゾンで歌うサビがいい。
さっきみたいな縦ノリ曲もいいけど、個人的にはチャンミンが歌う横揺れ曲はもっと好きです!
●Smile
アシッドジャズ!!!
インコグニートやブランニューヘヴィーズ……聴きたくなりますね。
そんで面白いことにハングルの響きが合うんだよね、こういう曲に。
これもサビは2人でユニゾン。延々ユニゾン。もしかして今作ユニゾン多いのも特徴?
ユノの ♪ユアソービューリフォー!の歌声いい。あと♪シャンペイン て歌ってるね。一つのアルバムに2回もシャンパンて単語が出てくることってあんまりないような。ユノソロ曲と世界観が繋がってるのかな?と思ったけど、今作がハッピーなムードを大事にしているからかも?と妄想。
●Top of The World
個人的にこのアルバムの目玉。
もう、冒頭の♪ウ~ーーー、ってユノ、チャミ、ヨンジン先生の3人で歌うコーラスで鳥肌たったよね。これ聴きたくて何度も最初に戻したよね。
ヨンジン先生の曲はいつも、音楽って頭じゃなくて身体で感じるものなんだよって音が訴えかけてくる。
そしてそのスピリットをユノとチャンミンはちゃんと表現する。そこが本当に素晴らしい。
2番で、チャンミンが、♪ヤァ、ヤァ~~!って荒ぶるとこ大好き。
そして秀逸すぎるブリッジ部分。
ユノの♪ドゥドゥンドゥンドゥン。
♪クンクンクンクン。最高。マジ最高。(大事なことだから二回)
こういうところをただ単に力任せに歌わないところにユノの歌手としての誠実さを感じます。
ちなみに作詞作曲編曲、レコーディング、ミックス、全部ヨンジン先生一人でやってます。このアルバムでこんな作り方してるのこの曲だけ。
たぶんヨンジン先生の頭の中には完成形が鳴ってる。だから誰にも手出しされたくないんだと思う。だとしたら、それ正解。
ここまで濃密な世界観が構築されてるのは、妥協を許さないヨンジンワールドを貫いてるから。
そして何がすごいって、この曲をヨンジン先生はすべて打ち込みで作ってるという事実ね!ベストな音を自分で選び出せるってこと。
「あー違う!何かが違う!」って思ったら、他のミュージシャンなりクリエイターなりを呼んでくると思うもん。(予算を削るため……とは思わん!思わんぞ!)
歌詞に関しては。
冒頭からYou put me the top of the worldって歌ってるわけだけど。和訳全部読んだけど。この曲は、東方神起のファンに対するラブソングだとワタシは思ってます。
ファンに対するラブソングをなめたらいかんぜよ!藤井フミヤの名曲「True Love」も、ファンに対する気持ちをこめた曲らしいからね!
デビューから今まで、2人を見てきたヨンジン先生だからこそ書けた歌詞だと思ってます!
●Apology
またチャンミンが過去の恋に執着してる曲歌ってる……!と思ったけど、歌詞はチャミじゃないのね(笑)。また作詞してくれていいのよ。未練たらたらな歌詞書いてくれていいのよ!
てかチャンミンはこの数年、彼女いなかったんかね?いたんかな。でもスクープとか出ないもんねぇ。それを握り潰せる力がSMエンタにはあるんだろうか……と余計なことを考えてしまいました。
この曲は……チャンミンが恋愛をもっともっとたくさん経験してから歌ったら、もっと深みが出るかもなぁ。
~クレジットのメモ~
作曲にクレジットされてるHarvey Mason Jr.はグラミー賞で6回も受賞記録を持ってる人。2012年にグラミー賞でBest R&B Albumを受賞したChris Brownのアルバム「F.A.T.E」で2曲目の「Up 2 You」の作曲クレジットのトップに名前が出てますね。
あとEXOの「Overdose」の作曲クレジットにも一番最初に名前が出てる!と、こっちの方に反応してしまうワタシ。
K-Popにこんなにハマることになるとは誰が予想したであろう、いや誰も予想しなかった!(笑)
●Komplikated
ユノソロその2はゴリゴリのR&B。甘さゼロ。ブラックコーヒー。
しっかしユノは本当に何でも歌えるなぁ……。
そしてこの曲は……スルメ曲です。正直、好き!とか思うわけじゃないんだけど、突如頭をグルグルすることがちょくちょくあります。なんか不思議な力がある。
~クレジットのメモ~
Tay Jasper
http://www.numberonemusic. com/tayjasper
手がけた曲聴いてみたらやっぱりゴリゴリだよゴリゴリ。
LDN Noise
Shineeの「View」を手がけた2人組。他に神話やRed Velvetの曲も手がけているらしいがどの曲か突き止められず。
●Dominus
Aメロのギターが大好き。まずユノが歌い、続いてチャンミンが歌う、そこで、グッとくるコード展開が!サビに入る直前、一箇所コードが変わるとこあるでしょ?ってこの説明じゃ分からないよね。歌わせてもらったら早いんだが……!
とにかく、こういうグッとくる箇所がチョイチョイあるんだよねぇ、東方神起の曲は。たまらん。
~クレジットのメモ~
作曲に名前があるMono Tree。これ検索しても情報出てこないんだよねぇ……ご存知の方、教えてください!
●Lucky Star
同じタイトルのマドンナの曲が大好きなワタシですが。幸運の星、まさにそんなタイトル通りポジティブなムードに溢れた曲。
これも…ファンに向けた曲なんじゃないかなぁ。
「明日 夜が来たら
空を照らしてあげるよ
見える?
I'm your lucky star」
しばらく会えないけど、明るく強く毎日を生きていってね、とファンを励ます曲というか。2人と当分会えないからってだけでなく、自分たちの活動がファンのビタミンになってほしいと願う彼らの想いも込められているような気がする。というか、そんな風に聴こえる。
終わり方もいい!ポジティブなエネルギーに溢れてる。能天気なだけのポジティビティではないことは、ファンならみんな知ってるわけで。それは2人の歌声に現れているわけで。
★追記★
このブログも読んでくださっているトンペンさんが、
「幸運な星はトンでありペンですよね❤︎
世界のどこにいてもcassiopeiaが見えるようにとつけられた名前ですからね。
im ur lucky star n u r my lucky star☆」
とTwitterでコメントをくださり、なるほど!と思いました。 カシオペアにはそういう意味が込められていたんですね。
~クレジットのメモ~
作曲は「I don't know」でおなじみのHITCHHIKER氏。彼の曲はギターがギュンギュン鳴る、今作も。
作詞の김부민 はハングルで分からない……(ToT)
以上、雑感でございました。
東方神起の曲は聴き込んでいくと違う面が見えてくるからねぇ、また今後感じ方が変わってくるかもしれない。それもまた楽しみ。
で、改めて思ったんだけど……やっぱユノとチャンミンのヴォーカリストとしての個性。これは宝だと思います。
誰かと似てるとか、誰かが似てるとか思ったことないもん。クセはあるけど、そのクセがいいんですよ!!!(鼻息)
そうそう、このブログも観てださっているフォロワーさんが、「今回のアルバムはパフォーマンスしなくて良いから、ヨンジン氏はSMPを封印して聞くだけのアルバムに徹したのかと思いました」とおっしゃっていて、なるほどぉぉと思いました。
が、ワタシはこのアルバムの曲を歌い踊る2人をすぐに想像してしまったし(笑)、2年半後にぜひともその姿が観たいです!!
どんな2人になって帰ってくるのか……期待しかないですね!!!
(※SMPとは、SMエンタテインメント特有の、楽曲とダンスが一体となって表現されるパフォーマンスのこと。曲を作ってからダンスを作るのではなく、ダンスを想定した上で作曲しているとのこと)