明日3/11で、東日本大震災から丸4年。

テレビをつけると震災のことを色々特集していますよね。NHKのドキュメンタリーなど見入ってしまいます。被災地の人たちは今も一日一日懸命に頑張っているんだ、と。まだまだ過去の話なんかじゃないんだと。

そして、今日3/10は東京大空襲から70年に当たる日なんですね。

一日違いとは知りませんでした。

かたや天災、かたや戦争。
自然による被害と人間による攻撃という違いはあれど、「普通に過ごせる日常がいかに尊いか」が多くの日本人の心身に刻み込まれただろうし、さらに刻み込むべきなのだと思います。

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先日、遅ればせながら映画『アメリカンスナイパー』を観てきました。クリント・イーストウッド監督がイラク戦争に向き合った話題作です。

もしかしたら、イーストウッド監督の言わんとしていることはアメリカ人より日本人の方が理解できるんじゃないか……と、今この記事を書きながら、ふとそんなことを思いました。

日本人の平和を尊ぶ感覚は、他国のそれに比べて発酵度が高いのかもしれません。簡単に身についたものではない。

まず、第二次世界大戦で原爆を落とされたこと)が確実に影響しているでしょう。

あとこれはワタシの仮説というか持論ですが、東日本大震災も含め自然災害や天災が他国に比べて圧倒的に多いことも、日本人の平和主義に関係しているんじゃないかと思っています。

人の力ではどうにもならない自然の脅威があるというのに、なぜ人間同士がわざわざ傷つけ合わなくてはならないのだと。人間同士で戦うことを無意味に思う感覚が、日本人の心身に無意識のうちに染み込んでいる気がするのです。


『アメリカンスナイパー』の感想もその日のうちに書いたんですが、長くなり過ぎたので、ちょっと寝かせてます。観ておいて絶対に損はない作品ですし、大画面・大音響で観た方がいい作品なので、時間がある方は、よかったら上映中のうちにぜひぜひ。


……なんとなくシリアスモードになってしまいましたが、今日も明日も、それぞれがそれぞれのことを頑張りましょう!!