{57067639-EDF6-4A05-A619-90141C97BE11:01}

さっき、NHKドラマ『プラトニック』が集中再放送されてたのをたまたま観たのですが。中山美穂と堂本剛が主演の。

すんごい面白くてビックリ。

洞察力と意外性に溢れた物語展開、名台詞の数々。


「生きるのと、ただ生きてるのとは違う。全然違う」

「センチメンタルな夜だ。
それでも何もないよりはずっといい」


脚本は誰?と思ったら野島伸司でした。

彼が一躍その名を世に知らしめたテレビドラマといえば『高校教師』。ワタシも当時夢中になって観ていましたが、『人間・失格』で嫌な気持ちになってからは彼の作品を積極的には観なくなっていました。

ところが、今回『プラトニック』を観て。予定調和ではないのに自然に入っていけるストーリーテリングと、胸をえぐる言葉の数々に唸りました。

で、またその脚本を堂本剛くんが見事に演じ切っている!

どこか浮世離れした、すべて悟り切ったのうな雰囲気。ここからまずスゴイんですが、第三話で激昂するときの演技が圧巻。目で語り、全身全霊で語ってます。

広末涼子と共演した『元カレ』のときから彼の演技は光ってましたが、今作はそれどころじゃありません。

彼は歌も上手いですが(癖はあるけど)、演技の上手さはその比ではない。

歌はやめずとも、役者活動をメインにした方がいいんじゃないかなぁ。

そんじょそこらの若手俳優もしくは中堅俳優を蹴散らす演技力だと思います。
もっと評価されていいですよ。マジで。



PS
写真は、適当なのがみつからなかったので、先日実家で撮ってきた毛づくろいに忙しいクリームを。ワタシもやるべきことをやらねば(笑)。でも、ドラマに観入ってしまった約2時間、自分には意味のある時間でした。