さきほど、このニュースを知りました。
急激な成功後、アルコール中毒とコカイン中毒に悩まされ、最近は重度の鬱病と闘っていたそうです。
ワタシの大好きな映画「グッドウィル・ハンティング」で彼が演じた心理学者の見せる陰と陽。太陽のようなあたたかさと豪胆さの裏に時折のぞく、ガラスのように繊細な屈折と痛み。
あれは彼自身の姿だったんだろうか。
多くの作品で素晴らしい演技を見せ、多くの人の記憶に残った彼。役者としては文句無しの成功を収めた彼。
でも、その人生を自分で終わらせた彼。
この件は、アメリカで薬物中毒への取り組みが強化される契機になるかも、との声も。
個人的には、クリント・イーストウッドかアン・リーに、成功とドラッグと鬱病をテーマにした映画を撮ってもらいたい。それぞれ全くタイプの違う映画になりそうだけど。彼らの作品なら、ただ陰鬱なだけの作品には絶対ならないと思うから。
ロビン・ウィリアムズが今は天国で安らかな時を過ごせていますように。