つねづね思うことなのですが。

よく、歌詞に
「You are mine 」というフレーズが
出てきますよね。

英語圏のポップソングライターはもちろんのこと、
邦楽の歌詞なんかにも頻出のフレーズ。

でも、現実の男女関係において、

「君は僕のものだ」
「お前は俺のもんだ」
「あなたは私のもの」
「アンタはアタシのもんよ」

…と言われる状態を
ずっと嬉しく思っていられる人は
果たしてどれくらいいるかなぁ? と。

いや、付き合い始めは
嬉しく感じる人が多いと思いますよ。

でも、付き合い始めて、
関係が安定してからも
「You are mine」な態度や行動を取られるのが好きな人は
そんなに多くないのでは、と。

周りを見てると、そんなことを感じます。

当然、個人差はあるでしょうし
束縛されるの大好き! って人も
いるとは思うのですが。
(でもそれは相手が束縛しないタイプだからこそ
そう願うような気もする)


…ひとつの考えとしては、

ポップソングの場合、
相手を手に入れる前の想いや
相手を手に入れられないもどかしさを
歌う曲が圧倒的に多い。

ということも関係しているかもなと。

安定期に入ってからの男女を歌った曲とか、
あるにはあるけど、
片想いの曲に比べたら
はるかに少ないですよね(笑)。

やはり手に入らないものへの想いの方が
歌いたい衝動に繫がるのでしょう。

誰もがみんな幸せなら
歌なんて生まれないさ

と、THE BACK HORN も
名曲「キズナソング」の冒頭で歌っています。

この曲は、相手と心が触れ合い始めてからの歌ですが。
(とワタシは解釈してます)

そっと歩みを合わせてゆく僕ら

…というフレーズもあって、
ワタシはここも好きなのです。

パートナーシップを築く上で
本当に!大事な部分だと思います。

逆にいうと、
恋愛が苦手な人って
相手と歩みを合わせるのが
ちょっと苦手な人かもしれません。

「You are mine」も、
相手の歩みに合わせてこそ威力を発揮する気がします。
伝えるタイミングとか、頻度とか。

…そんなこと細かいこと
ゴチャゴチャ考えてられっかー!!

な、勢いで攻めた方が
相手の心に響くこともありますが(笑)。

…主に男性の場合ですけども。

徹底的に攻めまくることで
成功する可能性が
少なからずありますからね。
女性と違って。

自分から行かないのは
ホントもったいないと思います。
男の特権ですよ。
クーポンですよ!(笑)

まぁ、「自分から行こうと思うほど
好きになれないからしょうがない」
というのが
世の草食系男子の本音かもしれませんが。

そういう男性たちからしたら
「You are mine」的セリフは
ありえなかったりするのでしょうかね。

…これもいろんな人の意見を
きいてみたいところです(笑)。