年末年始お掃除をしていたら

おとーさんのおばあちゃんおばあちゃんラブラブ

カメばあちゃんの遺品が

でてきました照れキラキラ

 
 

 

今日は、2016年、94歳で

亡くなったカメおばあちゃんのこと、

 

私の死生観、そして

ペットを看取るとき

こうありたいなと考えていることを

書きますねニコニコ

 

 

人間も動物も医療がとても発達し

「死」

をコントロールできるように

なったと思います。

 

そして

ほとんどの人が病院で亡くなる現在

何なとなく「死」が

縁遠くなってきていると

私は感じています。

 

私が子供の頃は

近しい人は

おうちの中で息を引取り、

葬儀なども家の中で

執り行わなれ

身近な人の生死が間近にあったような

気がします。

 

ってなんだか熱く語ってしまっていますが滝汗

 

 

おばあちゃんは一度

2014年に危篤状態になり

生死の間を彷徨います。

 

家族の意向で

緊急手術、点滴、酸素マスク等など

様々な延命処置を施したのですが

 

その後

元気になって退院したあと

話してくれたのですが


その延命処置が

とっても痛くて苦しくて

死にたいのに死ねなくて

あれほどしんどいものはなかった…

 

だから

次同じようになったら

決して延命はしないでね

自然に任せて私は逝くからと

何かあるごとに話していたのです照れ

 

そして、亡くなる数日前から

ごはんもお水も口にすることが

できなくなりましたが

おばあちゃんの意向を汲み

延命処置を行わず

私たち家族はおばあちゃんの旅たちを

静かに見守ることになりました。

 

昏睡状態になったおばあちゃん

少しずつ少しずつ乾いていく

カメばあちゃんの姿は

まるで一輪のお花が枯れていき

土に還る準備を

しているかのようでした。

 

そしてその5日後

家族、孫、親戚に見守られて

穏やかにしずかに息をひきとりました。

 

本当にその姿は

どんなものより美しく、かっこよくて

私にいろんなことを教えてくれました。

 

3.11の大震災や

おばあちゃんの看取りで

私は死生観について

いろんなことを考えるようになりました。

 

私が考える死生観は

死は生の一部、

生は死の一部

なのではないかと思うのです。

 

いろいろ考を巡らせる中、

こんなヒントをくれる番組死にざま指南 看護師僧侶が説く - NHK クローズアップ現代+2019年4月17日(水)放送。自宅で最期を迎えたいと望んでも、実際には多くの人が病院で亡くなる日本。今、自然な最期を迎える方法を説く女性が共感を集めている。看護師であり僧侶でもある玉置妙憂さん(53)。夫を看取った体験から臨床宗教師となり、死の間際、肉体と心に起きる変化の詳細や自宅での看取りに必要な準備などを指南している。さらに、アジアで「死の質・QOD…リンクwww.nhk.or.jp

 

を見る機会がありました。

 


その番組を見たとき、

とても印象に残る文章が

あったので

一部抜粋します。

 

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もうじき死ぬということは、

ごくあたり前として食は細くなります。

 

周囲はそれが分かりませんから、

心配して病院に連れて行きます。

 

栄養を入れれば餓死は免れます。

 

とはいえ、着地体制に入った人が

もう一度元気になって歩けるようになる、

ということではありません。

 

- 略 -

 

亡くなる2週間から1週間ほど前になると、

たんが増えて、のどからゴロゴロ音がします。苦しいだろうと心配になりますが、

端から思うほど

本人は苦しくないと言われています。

 

 - 略 -


心停止の前に、

それまで出なかった尿と便が

いっぺんにバッと出ます。

血圧が低下して体中の筋肉が緩むためです。

 

そのおかげで亡くなった後の体の中は

きれいに空になっています。

人は自分で自分の体をきれいにして、

亡くなるのです。

 

参照 NHKクローズアップ現代

死にざま指南より抜粋

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まさにおばあちゃんの姿と重なりました。

 

そして、私が10〜20代に

共に生きた

大好きな大好きなチョビ『さむいさむい冬の朝』さむい さむい冬の朝あなたを一人で逝かせてしまいました盲(めし)いたあなたの目を何度も何度もなでました私がわたしでなくなるほどのかなしみといたみが優しくあたた…リンクameblo.jp

 

 最後の姿もまた同じだったのです。

 

 

チョビもまた

命を終えようとしていたとき

食べ物を一切口にしなくなりました。

 

おばあちゃんもチョビもまさに

自身の身体を空っぽにして

綺麗にして

身体は土に還る準備をし、

そして魂は

空に還っていったのかなと

私は思うのです。

 



長くなってしまったので

次回に続きますね。

 

今後、私達が迎えるペットの看取るとき

こんな飼い主でありたいなという

思いを書きたいと思います。