向かった先は秋葉原駅から徒歩数分の場所にある居酒屋さん。


けっこう静かな雰囲気の店で落ち着いて飲めそうだ。


「いらっしゃいませー」


店内に入ると若い男性店員が迎えてくれる、が


「えと、3名・・・様ですか?」


と、ボクの顔をまじまじと見る。


(このオヤジ・・・イヴの夜に若い俺が働いてるのに女2人連れだと?
 しかも1人はオヤジにはもったいないくらいの美人じゃねーか。
 ははーん。買ったな・・・。ぇえ?どうせ金なんだろ?)


みたいに思ってんだな、このやろー。


って思ってないか


「あとでもう1名来ますので」


「あ、左様ですか」


(っち。まぁ、どっちにしてもオマエにあの美人は無理だ)



・・・・うーむ、どうもいかん


イヴを意識しすぎてるのか


アイを意識しすぎているのか


なんだかおかしな被害妄想に陥ってしまうなぁ。




ほとんど待ち時間なく4人席の個室へ通される。


「意外と空いててよかったね」


「イヴといっても平日だからねぇ」


なんて話しながら手前の席にボクが


奥側の席にチャコとアイが並んで座る。


アイは一度ボクの前に座りかけるが・・・


なにかに気づいたような顔をしてチャコと入れ替わってしまった?!


よって目の前にチャコ。


うん、アイから一番遠ざかってしまったぞ。



こ、これは


ひょっとしてボクの下心に気づいて避けられているのかっ?


確かにアイばかり見すぎていたのは事実だが


エロだけじゃあないんだよっ


いや、この「だけ」とか言っちゃう部分を見透かされたのかもしれない


くっそ~


今からでもエロオヤジ改めジェントルメンとして振舞わねば。