ちはるの映画紹介のコーナーで紹介させていただいた「永い言い訳」、ディノスシネマズ札幌劇場で好評上映中です!放送で紹介した時にブログアップできなかったので(ごめんなさい)、ここで紹介させていただきます。

 

©2016「永い言い訳」製作委員会

 

製作:『永い言い訳』製作委員会(バンダイビジュアル株式会社、株式会社AOI Pro.、株式会社テレビ東京、アスミック・エース株式会社、株式会社 文藝春秋、テレビ大阪株式会社)
企画:分福 制作プロダクション:株式会社AOI Pro. 配給:アスミック・エース

 

 

小説家の津村啓(本名・衣笠幸夫/本木雅弘)は、友人と行った旅行先のバス事故で妻を失ってしまうが、素直に悲しめない。一緒に亡くなった妻の友人の夫・大宮と会った幸夫は、残された2人の子供たちの面倒を見に、大宮家に通うことになるが…というあらすじです。

 

監督は、「ゆれる」「ディア・ドクター」「夢売るふたり」と、すべてオリジナル脚本を書きおろし、国内外の映画賞を多数受賞している西川美和監督。来札した西川監督に取材をさせていただきました。

西川監督は華奢で、とても可愛らしい方でした!

 

本木さんを幸夫に起用したのは、二枚目でありながら、チャーミングで生き生きしている本木さんの年齢設定、イメージ的にも幸夫と重なった。オファーして、初めてお会いした時に奥様が脚本を読んでくれていて、あなたそのものと言ってくれたそうです。

本木さんは、ワンカットを撮るにしても悩んで、監督がOKを出しても納得できない時もあり、全身全霊で作品に取り組んでくれたとのこと。

 

私が一番気になっていた「きぬがさ・さちお」という名前、鉄人・衣笠の名前を使ったのについて質問させていただいたのですが、「ながしましげお」でもよかったのですが、身の丈に合わない。誰がいいか考えた時に、広島県民の偉人・衣笠祥雄さんが浮かびました(監督は広島出身)、映画化する時にお名前を借りて撮影させてほしいとご本人に連絡を入れたら、OKしていただき、「限りなき挑戦」と書かれた色紙をいただきましたとのことです。

 

あと、映画の中に出てくる「ちゃぷちゃぷローリー」というアニメ、しかっり作ったそうで、「スピンオフで是非アニメ化してほしい」と言いましたら、映像化はできませんが、映画のパンフレットに全編が載っているとのこと、アニメにも注目して下さいね。

 

ディノスシネマズ札幌劇場で公開中の「永い言い訳」是非、ご覧になってください!