ああ、気分がよい。
しみじみと思う。
本当にアモキサンのおかげだ。
ここ2日間、アモキサンに完全に頼って起きている。

いや、ハイになってるわけじゃないよ。
躁的な多幸感に包まれているわけじゃない。

言うなれば「大」をした後の心地良さよ。
もしくは気持ちわるーってなって吐いた後のスッキリ感。

例えが美しくなくてすみません。

思うにここ2日間、あまり調子がよくないのだろう。
調子が、というのは心の調子なのか体調なのかはよくわからないけれど。
(ちなみに昨日は左の背中が酷く痛んだ。わたしはたまに左の背中が痛むが、何かしら調子が悪い時なのだと思う。)
だからアモキサンが効きすぎることもなく(または体に慣れたからだろうか)、いい効果がしみじみと感じられる。

昨夜は、薬を飲み始めたここ3週間で初めて、気持ちよく夜10時から朝まで爆睡。

今日なんかは、前に感じたような不安定さや逆上せなんていうのは全く感じず、
ただただ平常なのだが、この平常がアモキサンによって獲得されてるものであるのが解るという感じ。

解熱剤で平熱、みたいな。
ウコンの力で二日酔いを免れてる、みたいな。
おそらくアモキサンがなかったら、ここ3日間のうち、1日は会社を休んでいたと思う。

正直、この3週間は、だいぶうろたえたり、恐怖を感じたりもした。
抗うつ剤を飲む自分、というのを認められなかったのだ。
自分から薬をもらいに行っといて。
でも、もう大丈夫。

私はウコンの力とか便秘薬のように、平常心で抗うつ剤を摂取する生活を送れるよ、もう。

今日、改めて私の会社のオンラインカレンダーを見た。
先月までは「10時出社」「9時20分出社」とかの記載で毎日騒がしい。
今月に入ってから、ピタリとそれがない。

奇跡のようだ。
やっぱりスゴいと思う。

他人にはわかるまい。
何だ、その気になれば来れるんじゃんか、と思うだけだろう。
でも私にとってこれは愕然とするくらいの偉業。
だって先月までは、もうどうしたら時間通りに来られるのかサッパリ解らなくなって頭を抱えていたのだから。
正社員はもう無理かな、とバイトになる決意すら固めてた。

もしかして今年一番の出会いになったかもしれない、アモキサン。
ああ、アモキサン。