ブチャラティィイィイ!!!!
3〜4年前に原作読んだきりなんですが、このエピソードを機に5部にのめり込んだ記憶が蘇ってきました。
楽しみにしてたけど来てほしくも無かった物語の分岐点。
心して感想書こ……
ネタバレ有りの感想です。
原作は既読ですが手元に無いので考察もへったくれもない、いち視聴者の感想になります。
トリッシュを塔の屋上まで連れて行く事を志願するジョルノ。
その強い意志と眼光にブチャラティが圧されてる。怖いもの知らず、新入りジョルノ。あわよくばボスを殺害する算段だってつけてたのかも。
ブチャラティはそれに対して背負うものも(ジョルノだってブチャラティから守られてる立場やしね…)あり組織の脅威も知ってる。慎重にならざるを得ない。
常識人アバッキオがジョルノを咎める。そりゃあそうだ。
ボスもブチャラティピンピンしてんのに新入りが娘連れてきたらビックリするわ!(見たい)
“御守り” のてんとう虫、でかいな(笑)
手のひらすっぽりサイズ。
それを胸につけちゃう。や、ジッパーに隠しとこ。
『僕はあなたならきっと幹部になると思ってましたし今回の任務も無事遂行すると信じてます。
ここからさらに組織の上を目指しましょう!』フーゴがブチャラティに希望に満ちた瞳で思いを伝える、真っ直ぐに。
ジョルノとブチャラティがボスへ反旗を翻してること、フーゴは知らない。
ブチャラティは目をそらして嘘をつく。
『ああ、そうだな』
フーゴへの優しさ?その場限りの誤魔化し?
どちらにしろフーゴの希望はブチャラティ(後、ジョルノ)に裏切られる形で砕かれんるんだ…
彼が真実を知ってどんな決断を下そうとフーゴは何も悪くない。
フライングしてるか…
ここのアニオリ、先の展開に影響を与えるんかな。あのシーンはどんな風に描かれるんやろ…
怯えるトリッシュ。ずっとブチャラティチームに対し強がって平静を装ってたけどここで初めて本心を明かす。
『君がこれからどうなるのか。俺の考えでは多分こうだ。まず君は違う名前になる。
顔を整形するかもしれない。身分も戸籍も違う人間になり俺達の知らない所で、きっと遠い国で幸せに暮らすんだよ。』
ちょ、戸籍や顔を変え、誰も知らない場所にって…今までの人生を捨てて生きてくことになるって告げてられて、トリッシュ衝撃受けると思うぞ(汗)
けれどもブチャラティだってボスの真意なんて見当もつかんもんね。
『俺たちの知らない所で、きっと遠い国で幸せに暮らすんだよ。』
彼なりの不器用で精一杯の優しさが詰まってる台詞なんよなぁ…
トリッシュに伝わってくれたらいいなぁ…
トリッシュの揺れる心が手に取るように判る、二人が手を繋ぎ合うシーン。
トリッシュの表情の変化、二人の手が重なり握られるまでの細やかな動き。
こんなに繊細に描かれてるってのに眉一つ動かさねーブチャラティの朴訥さ(笑)
や、一時も緊張を解けない場面なのは知ってるけどさぁ、この鈍チンが!
…まぁ、そこんとこは置いとこう。
トリッシュから重ねられた手を自分の手の平側に引き入れて握ってあげる。トリッシュは戸惑いながらも少し安心したのか
『私…父親の事を好きになれるのかしら』
トリッシュが何より不安に思って誰かに答えを求めたかった事ってきっとこれやろうね。
それに対してたった一言
『そんなことを心配する親子はいない』
根っこが愛に満たされてるブチャラティだから言えた言葉。
この愛は決して尽きることないんだろうな。それをちゃんとブチャラティはわかってる。
だからアバッキオに、ナランチャに、フーゴに、ミスタに、いとも容易くに差し出せた。
ここでブチャラティが信じてやまない親子の繋がりを強調させといて、次の展開で奈落に突き落とす!
ムゴい、ムゴいけど…なんて心掴まれる展開かましてくるんじゃーーー!!!(絶叫)
ここから過去話大トリ、ブチャラティ編。
『この世のあらゆる残酷さから、家族を守ろうとした男だった。』
冒頭大川さんのナレーションより。
個人的にジョジョ作品において最上級の愛の告白が
『あらゆる事からあなたを守ってあげたい』
これやと常々思っているんで、このモノローグは過敏に反応しちゃうってばさ!
もうこれが使われたからブチャラティの父ちゃんは心の底から家族を愛していたことが心で理解出来たッ!
しかし露伴先生もティムさんも目眩がするほどいい男やなぁ…ブチャ父も劣らずいい男や。
そこに溢れんばかり愛があっても、両親は別れの道を選んでしまう。それは悲劇だけれどもブルーノが愛ある人間に育ってくれたことは救いやったろうね…
ちょうどこのシーンを旦那も見てて『結婚10年目の離婚』の下りに、二人して苦笑いしてしまった。うちも今年で結婚10年目なもんで(笑)
少年ブチャラティが及んだ凶行は、父親への深い愛情と彼を守ろうとした強い意志から。
『僕が守るよ…父さん…心配しないで。安心してゆっくりと治して…』
心抉られる…
そして、もう普通の生活に戻ることは出来ない。
父親の安全と保証を求めて彼は組織の門を叩く。
『時に自分の意志で正しい道を選択する余地などない抜き差しならない状況というのも存在する』
そのどうしようもない運命の流れの中でどう生きるか。少年ブチャラティにはまだ抗う力がなかった。
父親を撃たれ、殺人を犯した彼が救いを求めたのはパッショーネ。
その、パッショーネを正義と信じ身を粉にして働いてきたというのに、自身が最も憎む“白い粉”に手を染めていたという裏切りが、ブチャラティの心を殺してしまう。
生きながら死んでいく心を抱え、自身の矛盾に引き裂かれそうになっていた時、現れたのがジョルノやったんか…
そして。
『吐き気をもよおす邪悪とは!何も知らぬ無知なる者を利用する事だ!自分の利益の為だけに利用するする事だ!』
『父親が!何も知らぬ娘を!てめーだけの都合で!』
『許さねぇ!あんたは今再び俺の心を裏切った!』
何度も何度も繰り返しコミックス読み返したシーンが動いて色がついて声が吹き込まれた…(感涙)
ジョルノがおんなじシチュエーションになったとしてもこんなに怒りを身に纏うことはなかったろうなぁ…どこかでそんな奴もいるだろうって割り切れちゃうと思う、悲しいけど。
ブチャラティは割り切れなかった。当然親は子を愛するものと信じて疑わなかった。
濃厚やけど静かに進行していた20話のヴォルテージが振り切れんばかりに上がる!
一見冷静に暗殺の手段を取るブチャラティやけど、実際は怒りに駆られて動いてる。その危なっかしさにこっちは嫌な予感しかせんよ…((((;゚Д゚))))
ここらへんはジッパー、なんて便利な…って感心しきりやった。御守りてんとう虫をボスのケツにつけるのは珍プレー(笑)
気づこうや、ボス…
緊張感半端ない20話の中で反転スーツと並ぶ貴重な緩みポイント。
ボスに先回りしていた事を見抜かれる。
刹那の動揺から殺る覚悟へ。あぁ…これは激情に駆られた無謀な決断や。ボスのスタンドがどんなかも全く謎なままやのに。
けど、止まれない。怒りが恐れを凌駕する。
ここで一瞬トリッシュの手首がアップになるのが…(´;ω;`)
この繋げた手首の様にトリッシュとボスの間を繋ぐ事が出来たら良かったのに。けれどそれは不可能だ…だから。
『トリッシュが目を覚ましたら…父親など最初からいなかったと伝えておこう』
ボスに告げるブチャラティ。
『トリッシュだと?トリッシュが何だと言うのだ?』
ボスの口からこれを聞いてしまったらもう決定的に終わりだ。
完全にパッショーネ、ボスと訣別した瞬間。
『貴様に!俺の心は永遠にわかるまい!』
ブチャラティの台詞の中でこれが一番好きだ。
気高くて尊いブチャラティの黄金の精神が迸ってる。
そんでここのシーン、携帯取り出す方の目は開いてんよな!カラーコミックやと片目が閉じられててそれは違うッて思っとったんよ。
両の目でボスを捉えて離さないブチャラティだから、最高なんじゃあないか!
アニメスタッフこれでいい、これがBEST!!
『しかし待てブチャラティ!何かただならぬことが!』
教会の外では強い意志でボスの下剋上を狙ってたジョルノが制止を促し、慎重にボスの正体のみ探ろうとしてたブチャラティが先走る。
対照的だ。
そして、うわぁあ〜来てほしくない瞬間が…








































