あー、カッコ良かったーーー!!
名バトル生産機グイード・ミスタの本領発揮回ッ!
ご馳走さまでしたッッ!!(嬉)

ネタバレ有りの感想
です。
原作は既読ですが手元に無いので考察もへったくれもない、いち視聴者の感想になります。














運河に車ごと、ギアッチョも道連れにドボーーーン☆
ジョルノのゴールド・Eのラッシュ時間稼ぎするも殆ど効かず。それどころか手を持ってかれちゃう。これ、生物を生み出す側の手やったら完璧アウトやった。ギアッチョはまずジョルノの両手を封じといたら楽勝やったんかも?
ホワイト・アルバムとの相性が絶望的に悪い事を賢いジョルノは気づいてる筈。だからサポートに徹して、ホワイト・アルバムを破れる可能性があるミスタに託した。
けど、ミスタもジョルノに比べたらましな程度なんやけど(汗)
ここでジョルノは自分の事はいいからディスクゲットとミスタの身の安全確保を勝利と言い、ミスタはディスクゲットは勿論自分もジョルノも生還、ギアッチョは始末で勝利だろと返すところ興味深い。
イルーゾォん時は全取り言ってたジョルノが任務遂行を優先してる。
もしかしたら全取りを目指す事にジョルノ自身が足手まといになると危惧したんやろか。だから自分は切り捨ててもいいからミスタの命とディスクゲットを優先してほしかったのか…
多分ジョルノ自身をホワイト・アルバムに対応出来るなら全取り狙ってたんじゃあないかなぁ。

しかし車の部品を草にしてそれ毟ってボードにするって文にしたらマジなんのこっちゃやわミスタ。
車からカッチョ良く飛び出すミスタを驚愕の表情で振り仰ぐギアッチョの顔芸もじわじわくる…






こっからミスタ冴えまくり。自分が囮になってギアッチョにスタンド解除させてジョルノに手の回復の機会を与え(まず仲間を助けるのナイスガイ♪)ジョルノの呼びかけに応じてギアッチョの額に車の部品を捩じ込む。
ピストルズ無し、テメーの銃の技術のみで全く同じ位置に弾丸をコントロールって…どこのシティーハンターよ!!(笑)








身を隠したとして完全に逃れられるだろうか?逃れられるかもしれない。しかし逃れられないかもしれない。
シンプルに生きたいミスタがゴチャゴチャ考えてる…この時点で嫌な予感だ。 
猫耳スーツ唯一のウィークポイント空気孔。ここに銃弾をぶち込みたいミスタ。けど頭を上げる事でこの穴隠れちゃう。そこでミスタギアッチョを俯かせる為にお魚に3発。俯いて空気孔こんにちわしたタイミングに1発!
計4発……4発なんやなぁ……これ間違いなくミスタに良くないこと起こるっしょ!
案の定、4発目が  “ホワイト・アルバム ジェントリー・ウィープス”で弾かれて、ミスタを直撃。なんか3部みたいな必殺技っぽいの出してきたギアッチョ。訳が「静かに泣く」って、騒がしさMAXのギアッチョがこんなネーミング付けるなんて洒落過ぎちがう?!くそー格好良い!
全く関係ないけど、弾丸を空気孔に撃たれた時のギアッチョの顔芸も最高。
衝撃を受ける度顔芸してみせるギアッチョ、いくらベネしても足りない。
ジョルノ、ミスタを案じて叫ぶ姿が印象的。いつもなら自分はどう動くべきかにひたすら頭回してそうやのに、めっちゃ歯がゆそう。
多分動かない事と自分の手を引っ付ける事が今の状況において最良の手と思ってんやろな。けどそれも結構キツイよな…





猫耳スーツ着用したままゴミ箱ひっくり返すギアッチョ(笑)
根掘り葉掘りにもしもしィ!から始まって顔芸、華麗なバタフライ泳法…スキ無し超強力なスタンド持ちやのにギアッチョ自身はツッコミどころありまくり。
友達にはなりたくないけど一定の距離を置いてウォッチしまくりたい、絶対飽きない。

『ミスタは今やけになっている!責任は自分の身を犠牲にして償うと!だが追いつめられた根性ではない!覚悟だ!覚悟が必要なんだ!覚悟とは!犠牲の心ではない!』
動かず戦況見守るに徹してるジョルノ、ミスタのやけっぱちな精神状態とその捨鉢な覚悟の仕方では勝てないって事にいち早く気づく。聡い子!
だが暗闇に道を開くのは覚悟のある者だけだ!面白くなってきた…最悪で犠牲は必要だがこの僕とミスタの責任は覚悟が道を切り開く!
ここで面白がれるジョルノのメンタルよ…
二人の責任って言ってるの良いねぇ。二人で道を切り開く。ミスタだけがギアッチョと相対してる訳じゃない、ジョルノもいるんよね。
まぁ……最悪な犠牲を払うのはミスタやけどー……(遠い目)




捨鉢になって、自分の身を犠牲にする覚悟を決めるミスタ。
特攻しようとした瞬間、飛び散る鮮血。 
キタキタキタァァァーーー!!!
♪ダァーーンダーーンチャララチャーラーラ…(BGM)
覚悟とは!暗闇の荒野に!進むべき道を切り開くこと!
正直、今回の見てやっとここの台詞の言わんとしてることが判った気がするんよな…
ジョジョを象徴している名言なのは重々判ってたけれど、正直ピンとこなかった。
オレバカだからよぉ〜(億泰)
この戦いだけじゃあないよね、イルーゾォ戦のジョルノが、プロシュートペッシ戦のブチャラティが、暗闇の荒野に道を開いてみせてくれていた。
捨鉢の犠牲の心では暗闇の荒野に道は開けない。考えることを最後の最後まで放棄せず、今までの自分を越えた先に、道は開ける。

自分なりにここまで必死こいて黄金の風を見て感想を書いてきた。それが報われたというか…個人の解釈でしかないけど、この台詞を心で理解出来た。…かな?あれ?(おい)
 








ここからは8話で描写されなかったミスタの過去のもう半分。
正当防衛は認められず。楽しく生きたいヤツが一番楽しい時期を奪われる…絶望しかないわな。
強姦魔が一方的に撃たれてるのに自分は無傷やったら、警察はやっぱしミスタを怪しむよな…先に撃ったんやって。
けれどミスタはスピード釈放。手を回したのはパッショーネ所属のブチャラティ。
とりあえず例のリストランテでミスタの胃袋から掴むパターン。
『いや…やはり5つにするか。折角だ。俺も付き合おう』
偶然4を避けるブチャラティ、ミスタの運命が定まった瞬間。屈託なく笑う彼の瞳に光が差す。いい顔してる。
ミスタはブチャラティにすくい上げて貰ったんではなくて自分から乗っかったとこがいい。 
3人の人生を背負ってる形になってるブチャラティもミスタに関しては気を楽に接すること出来たかもなぁ。
しかし、ブチャラティ行きつけのリストランテ、どれもこれも美味しそう(*´﹃`*)
ブチャラティに奢ってもらいたい…欲張って食いまくって苦笑いさせたい。昇天できそう…












ジョルノの諭され道を見つけたミスタ。こっからはミスタの命を削ってその道を切り開く覚悟を見せつけられる。痛々しさMAXで見てられないけど目が離せない。
まっすぐギアッチョを見据えて、ピストルズに『腹をくくれ』と。
この時の男っぽいミスタの横顔が格好よくてもう…苦境に立たされる程に冴えてくるミスタの存在が尊いとしか言えないッ…(号泣)
ミスタの覚悟に応じる様にギアッチョも命を振り絞る。大量の血を凍りつかせてこれ以上仰け反ることの無いように固定。
しぶとい、暗闇に道を切り開こうともがくのはギアッチョも一緒か。彼は死んでいった暗チのメンバーの無念だって背負ってる。
残っていた1発の銃弾、ギアッチョの運か執念か。ミスタの頭にヒット。
勝負ありか?ミスタギアッチョの覚悟比べはギアッチョに軍配?






朝日を背に受けて主人公が戦いの場に立つ。これぞヒーロー。ラスボスの息子やなんてとても思えん神々しい姿。
『ミスタ。あなたの覚悟はこの昇りゆく朝日よりも明るい輝きで道を照らしている。
そして我々がこれから向かうべき正しい道をも!』
ジョルノ、これミスタへの最大級の賛辞よなぁ…一身に銃弾受けまくった甲斐があったよミスタァ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ジョルノは徹底して動かなかった。ミスタを信じてミスタの覚悟を無駄にするまいと身を潜め、確実に仕留められるチャンスを待っていた。ギアッチョはミスタの覚悟に気を取られる余り、ジョルノの存在が頭から抜けてしまった。
これはもうギアッチョお手上げ、万事休す。
そしてジョルノが言った通り、ミスタとジョルノ二人で責任を果たし、道を切り開いてみせた。
感嘆のため息でるわ〜なんて良く出来たバトル…



『最近…気付いてきたがこのジョルノ・ジョバァーナ…新入りのくせにいつの間にかこいつが言っているように…その通りに事が動く…
今の覚悟はジョルノの覚悟でもあった…それが知らず知らずのうちに俺の心にも伝わった。
まるでブチャラティ以上に俺の幹部であるかのように俺を動かした…』
ミスタとジョルノのこの先の関係性がチラリする描写。
この黄金の新入り、チーム加入してからたった2日しか経ってないんやって!
アホかッ!!(突然の罵倒)





さぁ!皆さんお待ちかね♡
ジョルノとミスタのイチャコラ(ちがう)に衝撃受けるナランチャ。ついでに天然ブチャラティ。思ったより丁寧に尺とってやってくれる辺り、スタッフ判ってる!ブチャラティの素ボケ追加で面白味も増し増し。
目を擦るナランチャがフェードアウトしてくの、原作と違っててまた笑ったわ〜
あぁ、平和な朝よなぁ…このまま時を止めてはくれまいかジョルノの父君よ(承太郎でも可)…(;ω;)
 



単身ボスに近づきつつあるリゾット。暗チもついに彼のみに。
ブチャラティチームとトリッシュ、ボスが出会うのももうすぐ。
いよいよ前半の山場か。

この先、見たいけど見たくない展開がてんこ盛り。複雑な思いに駈られるなぁ…
覚悟決めて彼らの行く末を見届けよう。