ぽんぽん「子供の居ないオジオバが何人居ると思ってるんだよ」
ぽんぽん「ウジャウジャいる」
ぽんぽん「俺にはそんなに背負えない」
ぽんぽん「就職したら縁を切る。消息も知らせない」
ぽんぽん「親ともさようならという流れ」
カルデラ「いいけど、私のことだけは捨てちゃダメです」
ぽんぽん「嫌です、捨てます」
きょうだいの多い夫です。それなのに、結婚し子供を持ったのは夫ひとりです。そして、私のきょうだいも結婚しませんでしたし、子供を持ちませんでした。
ぽんぽんにしてみれば、そういったオジオバがしゃれでなくウジャウジャいて、手に負えないと感じるのかもしれません。
程度の差こそあれ親族の縁に縛られる人は多いものです。言葉は悪いかもしれませんが、親族に人生を奪われてしまったと言えそうな人に、これまで私は何人も出会ってきました。つらい思い出です。ぽんぽんはどうでしょうか。