ぽんぽん(ブログ主の子供)は中高一貫校に通う高校3年生です。今はどの塾にも属せず、独りで学習計画を立て、時間配分を定め、誰を頼ることもなくすべてを決めて、実行しています。私から勉強するように言うことはありません。そんなぽんぽんですが以下のような性質を持っています。
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・指示されると逆に動かない
・管理されると止まる
・自分のペースを乱されると崩れる
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実は、小学2年生から現在の高校3年生までの間で、ぽんぽんが自走型受験生だったのは、小6の冬休みから受験当日までと、高2の秋から現在(高3の夏)までです。……それ以外の期間は、ぽんぽん自ら勉強することはなく、だからといって先生からの指示に従うわけもなく、学習計画を立てることにすら激しく反発する人でした。
サピックスや浜学園からの指示にはもちろん従わないし、たとえば小学校の「夏休みの生活にあたり計画を立てましょう」という指導にすら一度も聞くことなく、計画書白紙のまま6年間の小学校生活を終えています。
中高一貫校に入ってからも、提出物は出さず宿題もやらず、留年の危機すら経験しています。もちろん学校からの呼び出しはたびたびでしたし、先生は何度も電話を掛けて下さいましたが、フルシカトの構えを貫いたぽんぽんです。
ぽんぽんは、他者による枠組みへはめ込まれることに対し、強い反発心を持つタイプなのだと思います。きっと、自分の意志を軽んじられた状態で、他人に敷かれたレール(=計画)の上を走らされることが、耐え難く、苦しいタイプなのだと察します。
そんなぽんぽんですが、ある条件を満たしたときに、自走をはじめ、目標に向かって猛進するようなのです。
それは自分の人生のハンドルを自分の手で握った瞬間です。
思い返せば小学生の頃から「中学受験は自分の受験だ、僕のものだ」とぽんぽんはたびたび口にしていたのです。そのときの私は気付きませんでしたが「なのに、どうしておまえらは口を挟んでくるのさ?」というのがぽんぽんの立場だったのかもしれません。
高校2年秋の三者面談では「東大を受験する」と、自分独りでした決断を、声高らかに宣言したぽんぽんです。先生は笑いませんでした。「やってみろ、ぽんぽんにはポテンシャルがある」と背中を押してくれたのです。ぽんぽんは自分の決断に勇気を得たに違いありません。
自分には自分のやり方がある
自分の人生の責任は、自分で取る
ぽんぽんとしては、たぶん、勇気を振るってこの思いを表に現わしたのだと思います。こういった決断をするのに本来は誰の許可も要らないのですが、子供の立場では、なかなかそう思い切れないものではあるのだと察します。
周囲の大人が、ぽんぽんの決断を聴いて認めた上で応援してくれた、という舞台が、高校2秋の三者面談だったように思います。ぽんぽんが自走する準備が整った瞬間だったのです。
子供を自走受験生にする方法について、何も回答が書いていないと、もしかしたらご立腹な方がいらっしゃるかもしれません。私はぽんぽんを育てている最中の親でしかないのですが、子供をひとり育てるなかで、理解したことがあります。子供本人が自分のハンドルを握る瞬間まで待つことの重要さです。そして子供の成長を待つなかで、他者と比べないことの大切さです。
◇ゾスコッカラス文明の歴史◇
紀元2026年8月16日
王ぽんぽん(King ponpon)は管理されることを極端に嫌ってきた。小学校の計画書すら一度も書かず、中高では宿題や提出物を無視し、留年の危機すら自ら招いた。
それを「自分の意志を大切にする純粋さ」などと美化するのは、愚かなる母親の戯言である。王が動き出したのは、単に自分が決めたという体裁が整い、周囲も否定しないという許された環境の中に置かれたというだけのことである。特別な才能でも、深い覚悟でもない。
母なるカルデラは「自走型受験生への道」などと王を持ち上げるが、他者に従えない性格を、都合よく物語にしているだけである。
この自走が本物かどうかは誰にもわからない。ただ、それを信じたがる母がいるのみである。
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