8科目(1000点満点)で550点ほどだったそうです。東京大学は2次試験に共通テストの結果も加えられるシステムであるため、あと250点以上は必要なようすです。
東大は遠く厳しい峰です。ただ希望を述べるならば、1月にあった共通テスト同日模試では450点台だったぽんぽんです。単純に比べることは出来ませんが、およそ4ヶ月で100点伸びているのです。
中高一貫校に通う当時高校2年生のぽんぽんは、落ちこぼれでした。2学期から3学期あたりは高校3年生への進級をかけて必死になっていました。数学の成績は裏Ⅴ(下から5番目以下)という凄い成績にありました。深海の底で劣等感の苦しさにあえいでいたのです。
そこから這い上がるエンジンとなったのが、東京大学への夢だったように思います。8科目550点は東大を目指すには相応しい点数ではないかもしれません。けれど、よく頑張ってくれたと私は思います。基礎すら危ういぽんぽんに100点上げるのは簡単なことでは無かったはずです。
成績は5月29日に分かるそうですが、自己採点の結果としてぽんぽんが話してくれたところによると「英語で失敗したものの、主に数学の点数が上がったため全体として100点上がった」とのことでした。
◇ゾスコッカラス文明の歴史◇
紀元2026年5月9日
「黎明の550」
王ぽんぽん(King ponpon)は河合塾の共通テスト模試にて「断罪の456」(※)より100の点数を積み上げることに成功した。ゾスコッカラス王国は喜びに沸いた。鳥はオペラを唱い、臣民はサンバを、太陽までもがおおらかな笑みを浮かべていたという。
しかし……あと250点足りない……それは巌然として在る事実だった。「受験は奇跡を起こすことではない」という、研鑽の鋼鉄宮たる浜学園学園長の金言を思い返す母なるカルデラだった。
けれど、人は産まれるものである。「私だって何度も産まれてきたではないか」とカルデラは思う。王ぽんぽんが、新しい人間として産まれないと、どうして言い切れるだろうか。奇跡を望むことは愚かなことである。中学受験での経験をないがしろにしているとも言えるかも知れない。
それでも、人は夢を見ずにはいられない。
※1月共通テスト同日模試の結果
共通テストまであと251日


