□作品名:ハーメルンのバイオリン弾き
□作者:渡辺 道明
1991年から2001年にガンガンにて連載。
10年連載というかなりの長期作品。
ギャグマンガとしてスタートしたのにいつの間にか超シリアスの王道冒険物になっていた作品。
もともとは鬼畜主人公が音楽で敵を倒すというマンガだったのですが・・・
途中で打ち切られずに最後まで完成しきった作品。
どうしてもシリアスの合間に出てくるギャグには賛否両論はあるものの
物語としてとてもよくできていると思います。
何より魅力なのが「大魔王ケストラー」
主人公の父親なのですが本当の大魔王です。
このころから「悪には悪の正義が」みたいな感じでラスボスが意外といいやつみたいなのが多い中
本当に最初から最後まで残虐非道で一貫していてよかった!
ちょっとネタバレですがラストシーンでよくある仲間が大集合のレベルが半端なくて
そういう熱い展開好きな人はしっかり読み込むのがお勧めです。