今日12月7日は夫の64回目の誕生日。子どもたちが独立してふたり暮らしになってからは、互いの誕生日のプレゼントは品ものではなく、ふだんよりちょっとリッチな食事をご馳走しあうことにしています。
というわけで今回お世話になったのは、こちらのステーキ&シーフードの名店“土肥亭(どいてい)”(東京都青梅市)さんです。
自宅から距離的には遠くないのですが、もろもろの事情ですっかりご無沙汰をしてしまい、訪れるのはほんとうに久しぶり。嬉しくて、ドアを開ける前からワクワクします。
店内はもうすっかりクリスマス仕様です。
こちらのお店の一番の特徴は、カウンターの目の前で、シェフがわたしたちのためだけに焼いてくださるお肉や野菜などの品々を、そのパフォーマンスも楽しみながらいただけること。カウンター席のほかに、中央に立つシェフをぐるりと囲んで座る個室もあります。
コース料理の一品目は、蟹肉とチーズのフレッシュサラダ。器の真ん中が深くなっているので、見た目よりもかなりたっぷりと入っています。
サラダをいただいている間にシェフが登場され、鉄板焼きがスタートします。焼いてくださるのは二品目の魚介のステーキ。今宵は新鮮なスズキです。
お魚の身はフワフワ、皮目はパリッと香ばしく、その絶妙な焼き加減に一口食べたらまたすぐに次が食べたくなって、箸が止まらないとはまさにこのこと。スズキの下には濃厚な牡蠣のソース、付け合わせはブロッコリーのみじん切りに刻みパセリを混ぜたもので、スズキのソテーにとてもよく合います。
つづいて焼き野菜4品は小松菜、茄子、生椎茸、長芋で、ガーリックをじっくりと炒めた後の香ばしいオイルでひとつひとつ丁寧に焼いてくださいます。
焼き野菜用にごまだれがついてくるのですが、焼き上がりの最後にあつあつの鉄板でジュッと作ってくださるバター醤油がかかっているので、そのままでもじゅうぶんに美味しいです。
メインはサーロインステーキ180g。
夫はレア、わたしはミディアムで。
音も立てず流れるようにカットされていくお肉たち。シェフの熟練の手さばきを拝見しながらいただくこのライヴ感がまた格別なんです~。
ソースは左から辛子醤油、オニオンソース、山葵醤油と三つもあるのですが、お肉には軽く塩胡椒をふってあるので、カリカリに焼いたガーリックと一緒にいただくだけで、もう至福。特に夫のレアは、口に入れた瞬間に溶けてなくなるほどにまろやかでなめらかでジューシーで、絶品でした。
食事を終えると、一階のカウンター席から二階のラウンジに場所を移し、
デザートとコーヒーor紅茶をいただきます。
本日のデザートはいちごのムースとガトーショコラ。
何年かぶりにお世話になりましたが、年月を経ても、クオリティの高いお食事と心地よいサーヴィスに変わりはなく、幸せな時間をこころゆくまで楽しませていただきました。写真撮影とともにブログアップも許可してくださり、こころより御礼を申し上げます。
特別な日にはきっとまた来たい・・・と思わせてくれる貴重なお店のひとつです。
http://www.doitei.com/index.html土肥亭ホームページ
yantaro