五十代も半ばで、失業すると何とかなるではすまない。

失業もかなり久し振りで、アルバイトの応募もSNSで済ますなどかなり変わり果てている。

反応が細かく早い分、自分の対応が追い付かない。

発見が遅れて、応募に漏れるなど失態が続く。

この歳では、アルバイトが妥当だと考えていたがいつの間にか、4時間程度の仕事しか見当たらない。

1人暮らしの身としては、生活費の捻出は急務だ。

前職は、ブラックで拘束時間11時間で休み時間無しの肉体労働だった。

この歳では、そろそろ限界だった。

意識を、失うような倒れかたを繰り返しては1人暮らしでは儘ならない。

それは兎も角、蓄えの無い現在は、ふざけた額面の退職金が最後の砦だ。

失業保険は、数ヶ月後にならないと入らない。

まあ、大した額を貰えないのだから失業保険も当てにはならない。

失業から、そろそろ一週間が過ぎ様としている。

時代の流れなのか、離職表なども外部委託となっていて時間が掛かる始末だ。

ハローワークですら、二週間は待たなければならない。

身体も疲れているが、このままでは来月には色々と崩壊の危機だ。