また、人生学びのチャンスが来ました





いや、試練なんて無けりゃ無い方がいいのですが、ビンといると次から次と今までの人生で気にかけなかったこと、知らなかったことなどをガッツリ学ばされる機会を与えられます💦





実は今週前半、ビンが四月に入学する看護学校の制服お渡し日がありました



で、その日に「健康診断書」が配られて、各自で受診して四月上旬の期日までに学校に提出するように指示がありました



内容は採血もレントゲンも無い(後日学校で受診する為)、項目が少ない簡易的な健康診断書なのですが、ただ一つだけ珍しい項目がありました



それは、近年日本では小学校などでも検査をしなくなった「色覚検査」

あの丸い色の中に数字が隠れていて読みとるアレです





実は、ビンは小学生くらいの時に、中国の小学校であった色覚検査で、自分には問題があることを気づかされていたようです




ビン「クラスのみんなが丸の中に書いてある数字を言い合ってるけど、ボクにはあまり見えなくて、ところどころ見えるけど、みんなみたいにハッキリ断言できるほどは見えなくて、先生に色弱だと言われた」と




おぉ、そんなことがあったのか…





日本でも、確かに私の子供時代はビンと同じように小学校で色覚検査があったけれど、約20年ちょっと前くらいに、色覚検査の結果が障がいのような扱われ方となって新たな差別を生むとかなんかで問題となり、学校での検査はやらなくなっているそうで…



しかし、逆に学校での色覚検査を廃止したせいで、色覚に特性があることを本人も親も気づかずに成長し、一部には色覚に特性があると進めない進路・職業があるということで、職業選択の場面で初めて壁にぶち当たるというケースが増えているらしく…





色覚に特性があること(色弱)は決して障がいではないし、日常生活に問題はないということを社会全体で当たり前のように認識して扱うようになって、その上で小中学校の時期での色覚検査を再び導入していければいいのですがねぇ





そもそもザックリした統計ですけど、男性は20人に1人、女性は200人に1人は色覚に特性があるらしいですよ

男性については、あまり珍しいわけではないんですね

ひとクラスに1人以上はいるような割合

これはもう、色覚異常ではなく色覚特性ですってば!笑

キャラクターの一部!と、叫んでも仕方ないが





で、昨日、クリニックに健康診断を受けに行ってきました

やはり、色覚検査は正しく回答できたりできなかったりで、




医師「ビンくんは緑が見づらいのかなぁ、軽度の色覚異常ありという診断になってしまうね」




ビン「はい、薄い緑が見えずらいです。薄い緑の近くにピンクがあったりすると境界線がわかりづらくて」




そんな会話をしてましたえーん





看護師を目指すしていることを以前から伝えている医師なので、すごくビンに気をつかいながら



「色弱でも医師や看護師の資格取得に制限はないからね、だから学校でしっかり学んで資格試験も合格するように頑張って!ただやはり色弱で血液や皮膚などの色の判断が正確にできないと困るので、病院で配属される部署などに制限がでてしまう可能性はゼロではないかもしれないよ」

というようなことを話してくれてました





「まずは人の何倍も勉強も実習もがんばろう!優秀な成績を維持してがんばろう!必ず道は開ける!人生は良い流れに向かって続いていくから大丈夫!」

と、結婚した時から続いている私の根拠ない前向きな励ましに、強く頷くビンでした笑泣

これでずっとうまくいっている不思議。。。




そんな前向きなこと書きつつ、学校がビンの健康診断書の「軽度の色覚異常」という点について、どんな受け取り方をするのかハラハラですけどねゲロー





昨日から色覚補正メガネやらコンタクトレンズやら、あれこれ検索しまくりです

人生ずっと学びですねぇ





できるコトなら、私の眼球と交換してあげたいくらいです目