ビンが仕事から帰宅する時間が近づくと

父は必ず鍵を開けておいてあげようと玄関に向かいます




留守宅に帰宅するわけでもないのに、自分の鍵で開けて入ってくるなんて可哀想だと…




しかし、父はせっかちとボケの両方がミックスされてか、16時くらいからビンのために玄関の鍵を開けようとします




早すぎません?笑

えーっと、まだビンはバリバリ勤務中ですけど…





防犯上、玄関ドアの鍵を開けておくのは危ないので、夕飯作りをやりながら、父に「まだ鍵開けないでいいよ〜」と声かけしたり、父の動きを観察して、開けた気配がすると、こっそりまた鍵を閉めにいくのが日課です




ビンは「治安が悪くなってきてるし、僕は鍵を持っているし、鍵を開けておかなくていいんだけどなぁ」って言います、そりゃそうだよね




認知症の父が「働いて疲れて帰ってくるのに、鍵を自分で開けさせるなんて可哀想だよ」と思っていて、孫のようにかわいい娘婿を労いたい気持ち、あらゆることを忘れていってるのにビンの帰宅時間をずっと記憶してくれていること、そのこと自体を大切にしてあげたいので、好きにさせてあげてます




そんな父なので、冬になり日が落ちるのが早くなりましたから、暗い中を歩いてくるビンを17時半あたりから心配し始めます

はい、数分おきに同じことを言いますから、時間通りに帰宅しないと、そりゃもう「遅いんじゃないか?どうしたんだろう」って




で、毎日夕方になると、心配してる父のために「いまどこ?」「在哪呢?」と微信メッセージで確認するのが日課です

新婚の妻かよ⁈ってくらい、「いつ帰ってくる?何時くらいに着く?」って聞く私泣き笑い




で、大抵は「いま五反田乗り換え」とか「戸越銀座歩いてる」とか、返答は決まっているんだけど




昨日は、「在哪呢?」の返答で画像が来ました







私「・・・?!武蔵小山に猫ちゃんを見に行ってんの?」




ビン「うんラブかわいい飛び出すハート




私「早く帰ってこーい」





本当に猫ちゃん飼いたいんだね、ビン

まぁ、出来れば保護猫を飼いたいんですけど…

保護猫、審査厳しい気がして

アクション起こす前から心配してる私…




いつか野良猫を連れて帰るんじゃないかとハラハラしながら、あっという間に10年半経った結婚生活w





猫ちゃんと共に暮らせる日はいつになったら来るのやら…

いまは、認知症父で手一杯不安




万が一、ビンの留守中に猫ちゃんを外に逃がしちゃう事件とか起きたら、ビンがブチ切れて家庭崩壊するから、いまは猫ちゃんを迎え入れることは難しいわ…