仕事帰りに、「立川志の輔 独演会」を観に行きました。森之宮ピロティホール。



DISCOVERY


キャパ1,000人の会場は平日にも関わらず、大入り満員。

年齢層はグッと高めで50~60代中心なのですが、

若いカップルやおひとり様の若い女性の姿もかなり見られました。


お弟子さんの前座も無く、緞帳が上がった舞台に、いきなり志の輔さんが現れました。
「ハナコ」という新作の創作落語に、15分の休憩を挟んで、

チケット発売時にあらかじめ上がっていた、古典の「中村仲蔵」という2本の演目を披露。


もはや大師匠の風格が漂う志の輔さん。

硬軟自在の語り口に、何とも言えない間(ま)、圧倒的なカリスマ性で、

会場の空気が一変する状態が何度もありました。


「ハナコ」の方は、しつこいくらいの言葉の布石が、

最後にきっちり活きてくるシニカルな噺で、本当にに面白かったです。


大ネタの「中村仲蔵」は、古典落語に志の輔さん特有のエッセンスが随所に織り込まれ、

さらに視覚と聴覚で楽しめる演出もあり、

1時間20分の長尺でしたが、時間を忘れるくらい堪能しました。

これぞ「志の輔らくご」の真骨頂といったところでしょうか。

時折、談志師匠を思わせる場面もあったように感じたのですが、気のせい?


志の輔さんの独演会は時間と手間とお金をかけてでも観るべきだと言われますが、

やっぱり来て良かったです。

今年は、関西での公演は今回で見納めののようですが、

チケットが取れる限り、来年も是非来てみたいと思います。


28日に「立川談春 独演会」に行ってきました。


上方落語は天満繁盛亭で何度か見ていますが、

この日は東の、しかも立川流を初めて堪能。


春太さんの「堀の内」と談春さんが「夢金」、「明鳥」の2本。

死ぬほど笑いました。

いわゆる「枕」で客席の心をグッと掴んでしまいます。

関西で12ヶ月連続公演なので、また足を運びたいと思います。



そして、2日にまたまた達郎さんのグランキューブです。

今回のツアーでの大阪最終日。

1月は2Fでしたが、今日は1Fのかなりいい席でした。


ちなみに、客電が落ちてからPA付近にスッと入ってこられた

髪の長い女性がいらっしゃったのですが、あの方はもしや??

大阪までいらっしゃるのですね~。


オープニングに達郎さんから「今日はライブレコーディングを行っています!」と嬉しいお言葉。

(今日の音源が、そのうちリリースされる「JOY2」かシングルのカップリングに収録??)


前回とは明らかに会場の温度が違います!!


特に、例のクラッカーを鳴らす曲からの盛り上がりは凄かったですね。

(ネタバレになりますが、 どのセットリストでも、この曲だけは外したことが無く、

 今後もやり続けると言われていたので、OKでしょうか。)


MCでも今日はいつも以上に饒舌で、お客さんをイジリまくっていました。

セットリストは前回と同じでした。

しかし、今日の終演は少し押していたようなので、いかにMCが長かったか。。


今年中に、大阪でキャパ200~300のライブハウスもやるということですが、

お客さんの年齢層を考えてオールスタンディングではやらないと。。

そうなると、会場はビルボードでしょうか??

チケットの争奪がエライことになりそうです。


今回も心に響く歌声、演奏、MCにどっぷり浸り、

音楽って楽しいな、素晴らしいなと改めて実感した3時間半でした。


人事異動の季節で、送別会の案内メールが続々と届く季節となりました。


来週はもう3月で、またまた達郎さんが大阪で2days。

今回はチケットが取れずあきらめていたのですが、

何と先週になってイープラスが「発売中」となっているではありませんか!!

関係者席の一部を開放したのでしょうか??


あらゆる手段を尽くしても入手できなかったのですが、あっさり取れてしまいました。

その後、すぐに「予定枚数終了」となっていましたので、ごくわずかの枚数だったのでしょう。

というわけで、この短いスパンで2回も達郎さんの歌声を楽しめるという何とも贅沢な話であります。


その楽しみの前には、仕事で難解な案件がいくつかありますが。。


あと、後輩に頼まれていた結婚式用の映像とBGMの締め切りが目前に。

映像の方はいい感じで完成したのですが、BGMの方に時間がかかってしまいました。


新郎が音楽マニアで、リクエストされた曲の音源がアナログしか無いものもあり、

デジタルプロセッシングを施してリマスタリングしてみたのですが、

ピアノの音の抜けが良過ぎてしまい、大きな会場で流すとこれはマズイなと。

もう一度作り直しております。


会場の音響システムとスピーカーの位置をもう一度確認して、

あれこれと微調整をしながら、ダメ元で別の機材で加工してみたのですが

音圧のバランスがグッと良くなり、これが意外とうまくいきました。

多分、広い会場で聴いても違和感無いと思われます。

週末に残りを終わらせてしまいたいと思います。


で、達郎さんの前には「立川談春 独演会」に行ってまいります。

森之宮ピロティホール。

今回は難解な噺という噂もありますが、こちらも楽しんできます。






27日にグランキューブ大阪へ山下達郎さんのコンサートへ行ってきました。

達郎さんはご自分のライブパフォーマンスを「LIVE」とは呼びません。

「コンサート」と表現されます。


旧フェスティバルホールのラストを飾って以来、3年ぶりの大阪公演。

東の中野サンプラザ、西の旧フェスティバルホールは、

達郎さんのホームグラウンドとして、ファンの間ではあまりにも有名です。

旧フェスティバルホールに至っては、日本で一番好きなコンサートホールだと

常々おっしゃっていました。


「Ray Of Hope」をリリースして最初のツアーということもあるのでしょうか。

昨年の11月からスタートした今回のツアーは、

今年の5月まで続く64公演の大規模なロングツアー。


アリーナやドームクラスの会場での集客能力が十分あるのはもちろん間違いないのですが、

多くてもキャパ2,000~3,000人程度のコンサートホールでしか基本的に達郎さんは歌いません。

おととし(?)、RISING SUNや武道館で歌いましたが、あれはイベントなので例外。

バンマスとして登場した、まりやさんの武道館、大阪城ホールも特例と言っていいでしょう。


音響や演出面のミュージシャンサイドのこだわりも去ることながら、私たち見る側への配慮も。

肉眼で姿が見えないだけでなく、武道館やドームのアリーナにある、

あのパイプ椅子が許せないそうです。

ご自分があんな会場で音楽を聴きたくないと。
高いチケットを買ってコンサートに来てくれた人に、

長時間あんな椅子に座って見ていただくのは申し訳ないと。


で、厚生年金会館も無くなった大阪では、1月と3月にグランキューブで計4days。


いつものようにネタバレ厳禁の指令が達郎さんから出ていますので、

細かい内容には触れませんが、最高の選曲と最高の音質は今さら言うまでもありません。

そして、とにかく「適正な音量」なのです。

最近のコンサートに慣れている人にとっては、音がやや小さいと感じるかもしれませんが、

ひとつひとつの楽器が奏でる繊細な音がハッキリ聴こえてきて、本当に心地いいのです。

山下達郎が決めた音なのですから、間違いありません!


また、照明や舞台セットがミュージカルや演劇からのアプローチなので、

これも毎回楽しいです。

今回も色々な仕掛けが施されていますよ。


サックスにメンバーチェンジがありましたが、サポートミュージシャンもいつものツワモノの方々。

すでに20本以上経過していますので、かなり音もまとまっていた感じ。

26日の様子はわかりませんが、この日はかなり出来がよかったのでは?

達郎さんの表情でなんとなくわかります。


ほぼ定刻にスタートし、10時に終了したコンサートは圧巻のひと言。

30年前の曲を今でもオリジナルのキーで歌えるなんて、凄いですよね。

マイクレスでステージの一番後ろから、

奥行きのあるグランキューブの最後方まで聞こえる声量。

魂のこもった演奏と歌声に、終始こちらの心も揺さぶられっぱなしだったのですが、

大御所らしからぬ謙虚さとサービス精神に改めて圧倒されました。


ラジオと同様の軽妙なMCも相変わらず。とにかく喋る喋る。

本当に楽しい時間を過ごしました。


桑田さんはエンターテイナーの要素も多分に持ち合わせたミュージシャンですが、

達郎さんは少し趣が違いまして、職人気質に溢れたひとりの音楽家といったところでしょうか。

「アルチザン」というタイトルをアルバムに付けられるぐらいですので。。


テレビ出演は今さら期待できませんし、

映像ソフトもリリースされませんので、歌う達郎さんを見るには会場に足を運ぶしかありません。

3月のチケットは取れませんでしたので、また次回という感じです。

来年は還暦(!)ツアーと仰っていましたので、

新フェスティバルホールのこけら落としなんかあったりして。。

知人に貸していた園子温監督作品のDVDが返ってきた。


ご存知、「愛のむきだし」と「冷たい熱帯魚」の2作品。


以前は薦めるのをためらっていたのですが、これらを見た人は必ず「凄いですね。。」と。


で、その「愛のむきだし」の満島ひかりさん主演のドラマ「開拓者たち」が素晴らしいのです。


来週で最終回を迎えますが、もっと脚光を浴びても良かったのではと思います。


BSの宿命でしょうか。。


今年は、これと「めちゃイケSP(新生オカザイル)」が最高です。



1月も半ばを過ぎましたが、またまた随分久しぶりの更新です。


おかげ様で年末年始も忙しく過ごしていたのですが、

昨年のクリスマスは「桑田佳祐 神戸ライブ」という

この上ない贅沢なひとときを過ごすことができました。


ふとした病に倒れられてから初めてのツアー(と言っていいのかな?)。

何とも華やかなライブでした。

そして、いつも通りの日本を代表するスーパーミュージシャン達の素晴らしい演奏。

SAXが久々に山本拓夫さんでした。


但しあの会場、音がイマイチだったのが本当に残念。

特にリズム隊のドラムとベースが。。。

PAに近い席だったので、色々と注目していたのですが、

公演中もスタッフから(桑田さんからも?)何かと指示が飛んでいたようで、

ミキサーの方が四苦八苦している様子がわかりました。


しかし、年が明けてから横浜の様子もWOWOWの録画で見ましたが、

あのプレミアムなライブを生で体験できたことに、あらためて感謝せざるを得ません。

本当にラッキーだったと思います。


余談ですが、三井住友銀行の頭取とオノ・ヨーコさんからの花が

やたらと豪華だったのが印象的でした。


来週は今年一発目のライブ。久々の生・山下達郎さんです。

フェスティバルホールが無くなってから初めての大阪公演。

神戸と滋賀のチケットはアウトだったのですが、一番競争率の高い大阪が取れました。

あの会場は仕事でもたまに行くので、不思議な感じです。

体調を整えて、楽しんできます。


10月です。

早いもので、今年も3/4が過ぎました。

毎年、ここからが一気に進んで行きますね。


映画『探偵はBarにいる』を大阪ステーションシネマに観に行きました。

まさに、役者・大泉洋です。

この人は本当にマルチな才能の持ち主ですね。

『水曜どうでしょう』で腹太鼓している男と同一人物とは思えません。

作品自体も素晴らしく、映画らしい映画でした。


帰ってきて、昨日録画しておいたWOWOWの『桑田佳祐 宮城ライブ』を見ました。

普段使わないDRモードで。


今回は東北の方々に見てもらいたいという自分なりの気持ちもあって、

チケットの抽選には申し込みませんでした。


ダイジェストでこの内容なら、来週の完全版はどうなってしまうのでしょう。

渋谷陽一さんがブログで当日の模様を表現していただいていることが全てです。

まさにおっしゃる通り。


個人的には、中シゲヲさんのギターが嬉しかったですね~。

オグちゃんとは一味違ったグルーヴのある演奏。カッコよかったです。

今年は、金原さんとオグちゃんは福山に付きっ切りなんですね。。



道頓堀から帰ってまいりました。


新曲のプロモーションとは言え、まさかの来阪。

ご本人の姿はかろうじて見えた程度でしたが、久々の生・桑田佳祐の歌声。

自分自身も胸が高鳴りましたが、ミナミはしばし騒然。


MCでライブの話もされていましたが、とにかく桑田さんが元気でいることが嬉しいです。

短くも幸せな時間をありがとうございました!!

ケータイはdocomoをず~っと使っていて、

やっぱりiPhone欲しいからSoftbankに乗り換えようかと何度も思いましたが、

そのままにしておいてよかったです。


桑田佳祐×docomoのタイアップが発表されましたぁ~。


スマートフォン自体はまだまだ成熟していないと思ってまして、

今のところ二つ折りで十分ですが、

CMが始まったりすると、機種変更してるかも。。


またまた久しぶりの更新。


今日は山弦のなんばHatchライブでした。


山弦でのライブは実に4年半ぶり。


おぐちゃんは福山史上最大のツアー中で、

小田さんも確かツアー中なので、佐橋さんも同行されてるのかな?

そんな多忙なおふたりなので、今年もライブは無いものと思ってました。


そして、これまた豪華なメンバーが脇を固めます。

蒲田清(Dr)、有賀啓雄(B)、斎藤有太(Key)


テクニックは今さら語る必要もありませんが、

今回もステージに立っているミュージシャン達の人柄と、
人としての豊かさに溢れた音を堪能できるライブでした。


ステージには名器のギターがずらり。

いつも思うけど、並んだ楽器達が本当に美しいのです。


終始、奏でられるメロディーもこれまた美しいこと。

毎度のことながら仰天しました。


そろそろアルバムもお願い!


・・というのは贅沢ですね。