右肩の蝶

右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で
切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音

右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で
切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音

悪い夢にうなされた私を早く起こして
どんなことでも始まりは些細なことでしょう?
どこがいいかなんて 聞かれても困る綺麗な
夜に惑わされたまま行方不明だから

長いまつげ 三日月アイライン まぶたに乗せて光るリップ

右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で
切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音

右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で
切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音

雨の中で濡れた 髪が異常に冷たくて
寂しさをトイレに吐き出して震えて待ってる
追いかけては逃げるからそれ以上で返して
真剣だから笑うと痛い目に遭うよいい?

赤い爪と 安物の指輪 傷付く度増えるピアス


抱き寄せて 歪んだ体 埋めるのはあなたしかいない
そうでしょう? わかってるくせに 境界線とっくに越えてる
後悔は死ぬほどしてる その分だけ快感を呼び覚ます
狂いだした 私を止めて 一瞬でラクにしてよ


抱き寄せて 歪んだ体 埋めるのはあなたしかいない
そうでしょう? わかってるくせに 境界線とっくに越えてる
後悔は死ぬほどしてる その分だけ快感を呼び覚ます
狂いだした 私を止めて 一瞬でラクにしてよ


右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で
切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音

アンハッピーリフレイン

散弾銃(さんだんじゅう)とテレキャスター 言葉の整列、アンハッピー
単身、都会の町並み 撃ち込んだ音、嫌いですか?

声が潰(つぶ)れるまで歌って 何度の時間を棒に振った
やっとのこと手に入れたアンタ 手離す訳にいかないでしょ

「ワンマンライブ大成功!」 頭の中は少女漫画
残弾(ざんだん)、既に無くなった 此処で一度引き返そうか

そっと置いた丁度良い都合を何度も拾い上げてたんだ
みっともない暮らしにもうバイバイ そろそろ迎えが来るのでしょ?

間違い探しばかり ふらふら
振り返り方、教えて頂戴よ
足りないものはもう無い、もう無い
そうかい? そうかい? そうかい

言うならそれは、それはラッキー
繰り返しの三十九秒 廻(めぐ)り廻っていたら見えた、それはハッピー?
納得なんてするはずないわ!
どんだけ音を重ねたって 終わりも始まりもやっては来ないな
つまり つまり 意味はないの
どうやらアンタもわかっちゃいないな?

画面の向こう 落ちていった
逆さまのガール、おとなのせかい。

散弾銃とテレキャスター 言葉も無いよなアンラッキー
満身創痍(まんしんそうい)、ゲームオーバー
目に見えて嫌そうな感じですね?

散々躓(つまず)いたソレは もう一回を諦めた
転がりつつも勘違った そこでアンタが笑ってたんだ

ワンマンライブ大成功 祭りの後のセンチメンタル
満場一致解散だ 此処で一度裏返そうか

声が潰れるまで歌って 何度の時間を棒に振って
やっとのこと手に入れたアンタねえ、ご機嫌は如何(いかが)ですか

良くない夢の続き そわそわ
間違え方を忘れたその末路(まつろ)
なりたいものを頂戴、頂戴
「もう無い。」
そうかい? そうかい?

どうしてそれが、それがハッピー
虚(うつ)ろな目の午前四時 迷い迷って辿り着いたそこがハッピー?
こんなに疲れているのになあ
どうしてこれが、これがハッピー
終わりも見えない道に寝そべって
ぐらり ぐらり崩れちゃうわ
どうやらアンタの姿が邪魔で

言うならそれは、それはハッピー
繰り返しの三十九秒 廻(めぐ)り廻っていたら見えた、それはラッキー?
なんだか不思議と報われないなあ
ただ音を重ねたって 終わりも始まりもやっては来ないな
つまり つまり 意味はないよ!
そうだね今すぐ飛び降りよう

画面の向こう 落ちていった
逆さまのガール、おとなのせかい。
それは?



結ンデ開イテ羅刹ト骸

さあさあ 今宵も無礼講 
獄卒衆すら巻き込んで (ごくそつしゅうすらまきこんで)
宴の瀬にて成り下がるは (うたげのせにてなりさがるは)
純真無垢故質の悪い  (じゅんすいむくゆえたちのわるい)
悪虐非道に御座います (あくぎゃくひどうにございます)

片足無くした猫が笑う  
「ソコ行ク御嬢サン遊ビマショ」  (そこゆくおじょうさんあそびましょ)
首輪に繋がる赤い紐は  (くびわにつながるあかいひもは9
片足の代わりになっちゃいない

や や や や 嫌 嫌 嫌  (や や や や いや いや いや)

列成す 卒塔婆 の群れが歌う (れつなすそとばのむれがうたう)
「ソコ行ク御嬢サン踊リマショ」  そこゆくおじょうさんおどりましょ)
足元密かに咲いた花は  (あしもとひそかにさいたはなは)
しかめっ面しては 愚痴 ってる (しかめっつらしては ぐちってる)

腹を見せた 鯉幟  (はらをみせたこいのぼり)
孕んだのは 髑髏  (はらんだのはされこうべ)

やい やい 遊びに行こうか
やい やい 笑えや笑え  
らい らい むすんでひらいて  
らい らい  羅刹 と 骸 (らい らい らせつとむくろ)

一つ二つ三つで また開いて
五つ六つ七つで その手を上に
松の樹には首輪で 宙ぶらりんりん (まつのきにはくびわで ちゅうぶらりんりん)
皆皆皆で 結びましょ

下らぬ余興は手を叩き、座敷の囲炉裏に焼べ曝せ(くだらぬよきょうはてをたたき、ざしきのいろりにくべさらせ)

下賤な蟒蛇墓前で逝く  (げせんなうわばみぼぜんでいく)
集り出す親族争いそい  (たかりだすしんぞくあらそいそい)
「生前彼ト約束シタゾ」 (せいぜんかれとやくそくしたぞ)
嘯くも死人に口は無し  (うそぶくもしにんにくちはなし)

や や や や 嫌 嫌 嫌  (や や や や いや いや いや)

かって嬉しい花いちもんめ  
次々と売られる可愛子ちゃん
最後に残るは下品な 付子 (さいごにのこるは げひんなぶす)
誰にも知られずに泣いている

やい やい  悪戯 しようか  (やい やい いたずらしようか)
やい やい 踊れや踊れ  (やい やい おどれやおどれ)
らい らい むすんでひらいて
らい らい  羅刹 と 骸 (らい らい らせつとむくろ)

三つ二つ一つで 息を殺して  
七つ八つ十で また結んで  (ななつやっつとおで またむすんで)
高殿さえも耐え兼ね火傷)を背負い (たたらさえもたえかね やけどをせおい)
猫は開けた 襖 を閉めて行く  (ねこはあけたふすまを しめてゆく)

結局皆様他人事(結局皆様他人事) (けっきょくみなさまたにんごと)
結局皆様他人事(結局皆様他人事) (けっきょくみなさまたにんごと)
結局皆様他人事(結局皆様他人事) (けっきょくみなさまたにんごと)

他人の不幸は 知らんぷり! (たにんのふこうは しらんぷり!)

やい やい 子作りしようか  (やい やい こづくりしようか)
やい やい  世迷えや世迷え (やい やい よまえやよまえ)
らい らい イロハニ 惚 れ 惚 れ (らい らい いろはにほれほれ)
らい らい  羅刹 と 骸 (らい らい らせつとむくろ)

一つ二つ三つで また開いて (ひとつふたつみっつで またひらいて)
五つ六つ七つで その手を上に (いつつむっつななつで そのてをうえに)
鳥が泣いてしまわぬ 内にはらへら (とりがないてしまわぬ うちにはらへら)
一つ二つ三つで また明日 (ひとつふたつみっつで またあした)

悪鬼羅刹の如く その喉猛らせ、 (あっきらせつのごとく 
                       そののどたけらせ)
暴れる蟒蛇の生き血を啜る。 (あばれるうわばみのいきちをすする)
全ては移ろうので御座います。 (すべてはうつろうのでございます)
今こうしている間にも、様々なものが。 (いまこうしているあいだにも、さまざまなものが)
はて、何の話をしていたかな? (はて、なんのはなしをしてたかな?)
まあ、そんな与太話は終わりにしましょう。 (まあ、そんなよたばなしはおわりにしましょう)
さあ、お手を拝借。 (さあ、おてをはいしゃく。)

一つ二つ三つで また明日