■ヒカルの碁(全23巻)ほったゆみ原作 小畑健漫画


◇概要(wikipedia内『ヒカルの碁』より引用)


主人公・進藤ヒカルは、ごく普通の小学校6年生。小遣いをカットされたために祖父の家を物色していた際、蔵にあった古い碁盤に血痕を見つけたヒカルは、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。

囲碁のルールも、佐為がかつて憑いていた碁聖・本因坊秀策の強さも知らないヒカルは、「神の一手を極める」という彼の壮大な目標に付き合わされ、彼にせがまれるままに碁を打つことになる。以降、佐為はヒカル以外には姿も見えず会話もできず、物を動かすことすら出来ない存在であることを前提に話は進む。(以下省略)


◇感想


マイベスト3のひとつ。「弱者が成長して強者を倒す」と「最初から天才がその才で活躍する」。マンガによくあるベタながら面白い2つのパターン。
普通1人の主人公のみでは共存できない2つのパターンを、ヒカルが打てば前者、佐為打てば後者となり実現している。突然素人になったり手練れになったりとおいしいとこ取りで何度も何度も読みまくった。


おまけ:勝手に想像していた結末

その後ヒカルは日本一の打ち手となる。
恐るべき速さでトップまでかけのぼってきた新たな登場人物A出現。
ヒカルとAは初対戦することになる。
ヒカルは碁盤を挟んでAの前に腰を下ろし、Aを見る。
Aの後ろに佐為がいた。
佐為が消えた理由は、神がヒカルと佐為を戦わせるためだった。
神の一手を求め至高の戦いがはじまる。
END


◇所感(★★★★★★★★★★)

■MONSTER(全18巻)浦沢直樹


◇あらすじ(wikipedia内『MONSTER』より引用)


1986年、天才的な技術を持つ日本人脳外科医・Dr.テンマは、ハイネマン院長の娘エヴァと婚約し、ゆくゆくは外科部長から院長という出世コースを掴みかけていた。医師として漠然とした疑問を感じつつも、深く考えることなく手術を重ね、研究に打ち込んでいた。

そんなある日、西ドイツ(当時)・デュッセルドルフのアイスラー記念病院に、頭部を銃で撃たれた重傷の少年ヨハンが搬送されてくる。Dr.テンマは、院長の命令を無視してオペを担当し、ヨハンの命を救う。しかし、院内の政治力学によって、テンマの順風な状況は一変し、出世コースから転落する。そんな中、院長、外科部長らの殺害事件が発生。同時に、入院中だったヨハンと双子の妹が失踪する。(以下省略)


◇感想


多くの人にとって初めての長編ミステリーマンガじゃないのかな。大きな衝撃を受けたしハマった。友人とあれこれ討論した。残念なのは長すぎたところ。適度な間隔で刊行されるとはいえ、濃い内容のため数冊巻き戻って読む、それが20巻近くにもなりグダグダしてきて、衝撃も興味も小さくなっていった。10巻程度だったならば、評価はもっと高かっただろうし、あの結末でも納得できた。

話しは変わるが外人の顔を描くのが上手な漫画家の1人だ。


◇所感(★★★★★★★☆☆☆)

■クローズ(全26巻)高橋ヒロシ


◇概要(wikipedia内『クローズ』より引用)


『クローズ』という題名は、不良少年をカラス(CROW)にたとえたことから付けられている。連載開始当初は「カラスの学校」の異名を取る超不良校・鈴蘭男子高校に転校してきた主人公・坊屋春道を軸に据え、様々な強敵と喧嘩を重ねて友情を育んでいく様子を描いていたが、連載が進んでキャラが増えてゆくにつれ、群像の中の個人描写にも重点が置かれるようになっていった。(以下省略)


◇感想


子供の頃リアルタイムで読んでた子達の評価は揃って高い。私は子供の時に読んでおらず10代後半になって先にQP(クローズの次の作品)を読み、すぐ後にクローズを読んだ。QPの方が絵に迫力があるし読みやすい(エピソード仕立てで良いとこを掻い摘んだ見せ方がよかったと思う)。後に読んだクローズは先に描いた作品なんだからあたり前なんだけど画力も劣る。ストーリーもベタで普通のマンガな印象を受け途中で読むのをやめた。

数年後クローズの続編のWORSTを読むためにクローズを読み直したが、前回読んでなかった後半のアツさにやられた。
オールスター編、リンダマンとのタイマン、まんじ帝国、そりゃ子供心に残るわけだ。WORSTを読む前の必読本。


◇所感(★★★★★★★☆☆☆)

■今日から俺は!!(全38巻)西森博之


◇概要(wikipedia内『今日から俺は!!』より引用)


内容は千葉の架空の高校である軟葉高校と、その周辺地域を舞台にしたツッパリ格闘漫画でありギャグ漫画。主人公・三橋貴志と、相棒の伊藤真司の2人が様々な敵と戦ったり珍事に巻き込まれたりする。各サブタイトルは全て「○○編」で統一されている(例・「ツッパリ少年編」など)。不良モノの漫画には珍しく、主人公の敵にも味方にも暴走族構成員が全くと言っていいほど登場せず、良が女子を助けた時(3巻)や、三橋の過去(18巻)などにのみ登場している。作中の不良の暴力性も比較的控えめで殺し合いというレベルの戦闘はない(しかし主人公が車で轢かれたり、敵が拳銃やナイフで殺そうとしてくる場面もある)。ヤンキーギャグ漫画でありながら下ネタが非常に少ないのも特徴で、主要人物のほとんどは異性との関係において保守的で性描写も皆無である。


◇感想


子供の頃何度も何度も読んだ。ギャグパートと不良パートの住み分けがよく、ギャグが妙に刺さったし爽快感がスゴクあった。ストーリー性の強いマンガではなく数話程度の編構成のため、どこからでも読める。本棚から数冊引っこ抜いてはホント何度も何度も読んだ。マンガ喫茶で重めのマンガを2つ読む場合、間に一冊ぐらい挟んだら良いリセットができそう。


◇所感(★★★★★★★☆☆☆)

■はじめの一歩(91巻 連載中)森川ジョージ


◇概要(wikipedia内『はじめの一歩』より引用)


母子家庭のいじめられっこであり、釣り船屋を親子で支えている少年・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守と出会いボクシングに開眼、鷹村と同じ鴨川ジムに入門して日本を代表する人気一流ボクサーとなっていく過程を、周囲の者達との交流、ライバル達との戦いを通じて描いてゆく。(以下省略)


◇感想


マガジンの看板マンガのひとつとして90巻以上も続けば、わざわざ面白いと書く必要もないので別の視点でひとつ。未読の人が「はじめの一歩」を薦められたとしても冊数を見ただけで読むのを諦めるだろう、こんなにもあるのか・・・。

マンガで1番売れる巻は1巻である。途中で買うのを止める人はいても途中の巻数から買い始める人は少ない。そう考えると2番目に売れるのは2巻であり、3番目は3巻と、巻が進むにつれなだらかな下降線が続くだろう。長期連載マンガがいくら評判が良くても冊数を見ただけで購入をあきらめる人は多い。

それを回避する手法として「リセット」がある。つまり物語りは続いていても第2部として1巻から再度開始する方法である。もともと購入している人は続けて購入するだろうし、未読の人も新規に購入しやすい。下降線を急激に上げる事ができる利になかった方法だ。


話を「はじめの一歩」に戻すが、ストーリー物でリセットする事なく長期連載を続けている硬派な良作品。冊数が多すぎるから・・・という考えではなく、90冊以上もこれから楽しめるという気持ちで読もう。


◇所感(★★★★★★★★★☆)