Hちゃんが誕生したのは
8月のお盆
ギリギリまでお仕事をされていたママ
外来でお会いするたびに
お疲れの体
サポーターさんたちが待合いの時間を使って
ほぐしてくださったり
応急処置的に関わってくださいましたが
やはり日々の蓄積には追いつきません
初めの頃は
「職場で毎日ラジオ体操してます」と言われていて
肩甲骨周りもけっこうほぐれていたんです
以前にも書きましたが
ラジオ体操けっこう魅力的ですよ
あれを真面目にやれば
体のいろんな筋肉が動きます
ご家族のサポートもあり
無事に満期を迎える頃
36週の妊婦健診で
赤ちゃんの大きさが3000g?!
大きい。。。。。。。。
たしかにお腹も急に大きくなった印象
ママは身長もしっかりありましたし
Nお姉ちゃんの出産という
大仕事を一度成し遂げている方なので
お産は大丈夫
そう、思っていましたが
あまりに赤ちゃんが大きいのもいろんな心配が出てきます
先生とも相談し
予定日を待つことなく
できるだけ早くお産に持っていこう!
ということになりました
クリニックが出てきたおかげで
ドクターと助産師と
より密に妊娠管理をできるようになりました
異常になる前に対応する
それが私たちの目指すところであり
赤ちゃんとお母さんの安全を守るために
常に意識していることでもあります
Hちゃんママには
冷え対策、サポーターさんたちからのマッサージ
そして医療的にも管理をさせていただきながら
迎えた 8月15日 午前3時
お産の痛みが始まりました
Nお姉ちゃんと、ご主人さまとバースセンターへ到着
まだ子宮口は3~4cm
赤ちゃんの頭は骨盤の中に入り始めていました
ただ、子宮の収縮
つまり陣痛はもう少し強くならないと・・・
と、いう感じでしたのでお休みいただきました
朝の8時 お母さまが
スープなどを持ってきてくださり
少しずつ口へ運びます
ジワジワ進む陣痛
でも、もう一歩足りない印象
ご主人さまもいらしたので、
気分転換も兼ねてドライブを提案
このドライブ
意外に骨盤を揺らしてくれて
重力もドシドシかかるので
お産を進めてくれることも多いのです
ご主人さまと出かけられたのが9時半頃
ご主人さまがいい運転をしてくださったのでしょう!
10時半頃に戻られた時には
子宮口8cmまで開いていました
ママも「座ってる方が楽です」
と、お産の進む姿勢に自然となっていました
体はとても不思議です
お産はやはり自然の営みの中にあるもの
教科書的に
この姿勢が骨盤を広げるとか
赤ちゃんの進みを助けるにはとか
分娩促進方法はいろいろ書かれています
そんな知識もないママたちですが
赤ちゃんが生まれる時
ちゃんと体が動くんです
赤ちゃんが一番生まれ出やすいカタチ
赤ちゃんが教えてくれるのでしょうか
大昔から営まれている出産
ずっとずっと引き継がれ、刻みこまれてきたものなのでしょうか
Hちゃんママの体も自然でした
それをご主人さまがしっかりと後ろから支えていました
新しい命を産み出そうとするママと
ママから生まれ出ようとしているHちゃんを
3330g
Nお姉ちゃんも
「可愛いね 可愛いね」
赤ちゃんを大事に大事に撫でてくれたり
抱っこしてくれたり
とてもお喋りの上手なお姉ちゃん
たくさんたくさんHちゃんに
言葉のシャワーを降り注いてくれそうです
仲良し姉妹の姿が目に浮かびます
Hちゃんママ
先日はさらにプクプクに
そして健やかに育ってるHちゃんの
成長速度にはびっくりしましたが
みなさんからの愛情をたっぷり受け
おっぱいもたっぷり飲み
満たされている感満載で
私まで幸せな気持ちになりました
赤ちゃんたちは
私たちの想像をはるかに超えるスピードで
成長し、発達していきます
それは
自分の口に入ってきたものを
消化・吸収し、自分の細胞にいきわたらせ
自分のものとして形成していく
私たちも当たり前にしていることですね
当たり前にできているから
その事実に気付いていないのかもしれません
当たり前にできなくなった時
当たり前のことの意味、重要性に気付かされるのでしょうね
体はサインを出します
妊娠中、それを一番に察知して
Hちゃんがお腹の中から教えてくれたことも
多かったと思います
もう、Hちゃんはお腹の中にはいません
今度はママ自身が
ご自分に気づき、ご自分で大事していってくださいね
産後の涙もろさ・・・イライラ・・・
なんともコントロールできない気持ちの変動
それはご自分に気づくための
大事な体のシステムなのかもしれません
いつでも息抜きに来て下さいね
待っています
本田


