またまたイベントの記事です
あの1日が大変濃い一日だったので、ひとつの記事には書ききれず
少しづつUPさせていただいてます![]()
では、今回はタイトルの通りドゥーラ研究をされている助産師の岸さんのお話です
「ドゥーラ」聞きなれない言葉ですよね
まず、ドゥーラの定義は
”他の女性を支援する経験豊かな女性のこと
特に妊娠・出産・育児の期間に支援をする女性のこと”
この経験とは、私たち医療者のように医学的知識を学んだ人も
実際に妊娠・出産や育児を経験した人も両方を指すそうです
なので私もドゥーラの一人なんですよね![]()
九州バースセンターで採用している「マザーズ・アテンダント」は
このドゥーラにヒントを得て作られたスタッフなので
岸さんのお話は皆さん大変興味深く聞き入っておられました![]()
岸さんは「ドゥーラとはなんだ?!」と疑問に思い
実際にアメリカに渡って学んでこられた
とてもパワフルな方です
アメリカでは様々なドゥーラがいて
ドゥーラを雇う費用は、無料~30万円などかなり幅があるそう
セレブなドゥーラにはアロマができるとか元看護師とか
付加価値があったりするそうですが
岸さんいわく、ドゥーラの本質は
”育児経験のないママを支える”ということではないかと
「ドゥーラを広めたロリーサという女性は
若年妊娠者の支援をしていて
その多くはストリートチルドレンだったりして大人の援助が受けられず
妊娠・出産・育児の知識がない若者たち
このようなママたちはどう育児をしたらいいかわからないから
虐待をしてしまうケースも多いのだそう
そこで、支えてくれるロリーサの存在は大きい
日本にはストリートチルドレンはいないにしても
核家族化が進み、自分の赤ちゃんが初めて接する赤ちゃんということも多いはず
おばあちゃん世代の時には実母が専業主婦のことが多く
育児も手伝ってもらえることが多かったが
今は女性の社会進出が進み、実母も仕事をしていたり、遠方に暮らしていて
ママ一人で子育てをするということも多い
ご近所付き合いも希薄になっており孤独感のあるママも多い
そんな今だからこそ、ドゥーラが日本にも必要だと思う」と
また、アメリカでは今はまだドゥーラを雇うのに保険でカバーはされないけれど
最近ではドゥーラの保険適応がされるように進みつつあるとのこと
この辺りは日本と保険の内容が違うのでちょっと難しい話になりますが![]()
ドゥーラがお産についてる方が帝王切開などの医療介入が少ないというデータが出て
保険会社としては無駄な費用を少しでも抑えたいという考えがあり
ドゥーラを雇う費用を援助して、自然にお産が進んだ方が会社として利益があるというような事のようです
「これはドゥーラを広める本当の目的とは外れているけれど
誰もがドゥーラの支援を受けられるようになることは良いことですね」![]()
と岸さんはおっしゃっていました
話を聞いたアテンダントさんからは
「アテンダントで関わったご家族と近所でばったりお会いして挨拶されちゃいました![]()
アテンダントをしていなかったら、近くに住んでいても素通りしていただろうけど、挨拶されてなんだか嬉しかったんです
」
「アテンダントで赤ちゃんに接すると
自分の子どももこんな時期があったよな~と思い返して
大きくなって憎たらしくなった自分の子どもに改めて優しく接することができた
」
などなどアテンダントさん自身にも大きな利益をもたらしている事がわかって
岸さんも「勉強になりました」と言われていました![]()
お互いにとって、とても良い会となりました
写真は岸さんが翻訳した「ドゥーラストーリー」
上記したロリーサのドキュメントです
今度みんなで上映会をしたいと思います![]()
またまた長文になってしまいました
最後まで読んでいただいた方ありがとうございました![]()


