ボロボロのガソリンタンクをリメイクします。

内部の錆取りの前に、まずは外部のサビをワイヤーブラシで研磨していきます。

とくに給油口の周りは念入りにサビを落としました。給油キャップの方はパッキンはもちろんの事ですが、錆落としだけではなかなか厳しいものがあります。

Daxの給油キャプは上部にコックハンドルが付いていて、車体を自動車などに横倒しで積載が出来る様にキャップのコックを回すとClose又はOpenで機密が保たれガソリンが横倒した際に漏れないように出来ます。そのハンドルが錆サビで固着していました。

 

 

 

外部の錆取りの後、前回記しましたように内部の錆取りそして防錆のために仕上げ洗浄を行い点検をすると、やはり強力な錆取り液「サン〇ポール」のお陰で錆びて薄くなった鉄部分(特に底部分)を光にかざして覗くと、幾つもの点描穴が空いて光が漏れていました(汗)

 

洗浄でガソリンは完全に除去されているので、穴の空いた部分を全てハンドガストーチを使って低温ロー付け溶接で穴を全て塞ぎました。

塗装前のタンクを見ると、なんとも痛々しい姿のように見えます。この後、水性の黒色ペイントで塗装すると、溶接後も殆ど判らなくなりもともとボディーの内部に取付けると普段は見えない部分ですので、見栄えには気を遣わずにすみました。

ただガソリン燃料のことなので錆よりも燃料漏れが無いようにだけは注意してしっかりと補修作業を行いました。