750RS(Z2)もレストア&車検後も2年、様々なトラブルに見舞われましたが主な問題も何とか解決してようやく安心して乗れるようになりました。50年間乗り続けていますがそれよりさもさらに5年前に新車で購入したDaxホンダ50の整備記録を残したいと思います。

初代のDaxホンダST50Z(写真はカタログより)

55年前の大阪万博よりそのさらに1年前、1969年(同年にホンダCB750Four K0が同時に発売されいます。ちなみにホンダMonkyZ50Mが1967年にはじめて国内販売されています)に初代Daxホンダ50が販売されました。

 

私のバイクと同型(写真はカタログより)

そのあとDaxシリーズは次々といろいろなタイプを販売し、待ちに待った原付免許取得の16歳で当時の最新モデルだったDaxホンダ50STⅡ(通称V型)を新車でそれまでに貯めていた貯金全額とアルバイトで購入しました。確か¥79,000円でした^^;

 

誕生日が遅かったので先に免許取得して原付に乗っていた友人たちは2ストローク車が主流でSUZUKIハスラー50、YMAHMRミニトレ50などで車格や瞬発力、速さなどではDaxは全く異なり友人たちの排煙のあとをたどりながらトコトコと後ろをついて走っていました^^;

友人たちからもいろいろ言われましたが、当時として他に類のない車体デザインとコンパクト、またどこにでも行けそうな雰囲気そして当時はHONDA社が大好きでした。(後になってカワサキにどっぷりになるのですが…)

 

ところが…

初めてのバイクでしかも新車で購入しましたので大事に乗っていましたが、購入して6年後の社会人になって就職先が遠隔地に着任となったため、自宅に置きっぱなしとなりその時に職場の先輩から遠隔地に赴任の間、借用を頼まれてしまい貸したのが、大変なことに…

まさかその後、20年も地元を離れるとは思いもしていなかったのですが、ようやく地元に帰任しこちらの事業所へ訪れた際、裏の廃棄物集積場に私と同じバイクが放置されていました。よく見るとなんとそれは私のバイクではありませんか~ぁ@@

 

思わずスグにトラックに積んで自宅へ持ち帰りました。ナンバーはついたままで…こんなことになっているとは夢にも思わずずっと税金も私が納め続けていました(泣)

 

写真は当時、自宅に持ち帰ってからタイヤ、シート、リアショック等を外してレストアを始める直前の哀れなDaxの姿です…当時は再起不能かと思っていました^^;

 

このときは今から30年ほど前のことで、仕事がバリバリ忙しく時間的に余裕がなかったこと、今のようにネットやPC・デジカメが持ていなかったので詳細の記録写真が無いのが残念です。

 

とにかく廃棄物集積場に雨ざらしで期間は良く解りませんがかなり長く放置されていたのでこんな姿になるのは仕方ないのですが、まあ他の廃棄物と一緒に処分されなかったことが幸運で、このバイクとの運命のような気がしました。なんか、このDaxが私に文句を言っているようで心の中で謝りつづけ、元通りにしてやることを決心しました^^

 

貸し出しの時にはドライブ・チェーンまでメッキ使用?のピカピカ状態でしたのでお本当にショックでした。この時から人に物を貸すことは「譲渡!」するつもりでないといけないことも良い経験となりました!(この当時年齢が40歳代…でした^^;)