前回から中(なか)1週間空いての畑行き。
トウモロコシを過日に撤収してしまっていたせいもあって「ただの雑草野っ原」感が増しているうちの圃場。
でも雑草がないと土壌は干上がってただの粘土になってしまうはずなので、引き続き雑草たちには「土壌過乾燥防止と夜露・朝露をつかまえる」労働を無償でやってもらっている状態。
(↓撮影日時:2025年7月21日午前6時16分)
雑草が全然生えなくなったらそれはそれで困るうちの圃場...とはいえ、土壌表面は雑草がいても土壌の粒子がくっつきあっててそれなりに固くなってしまっているので、「やっぱり太陽熱処理は少しやったほうがいいのかなあ」と迷う日々。
次に雨が降ったら実行しようかなあと思いつつ、いったいいつになったら降ってくれるんでしょうねえ...北陸方面でしたっけ、歴史的な渇水になっていたりして農家さんたちから悲鳴が上がっており、ただただお気の毒で胸が痛むのですけれども......。
9粒播種したうち1粒だけ頑張っている例のスイカ、花が咲いていました。
(↓撮影日時:2025年7月21日午前6時18分)
花が咲いちゃうんだったらちゃんと適切な追肥しとくんだったな、ごめんよ、と反省。
雑草がちょうどよい日陰になっているように見えるサツマイモ。とはいえ、サツマイモをはさんで雑草が覆いかぶさっていない側の土は乾燥した粘土のようにガチガチなので、圃場に来るたびに草マルチをちょいちょい追加しないといけません。
(↓撮影日時:2025年7月21日午前6時18分)
唐辛子は着果はしてますがまだ実が赤くなってはいません。
トマトのリコピンだと積算温度で色が赤くなっていくのだけど、唐辛子の場合はどうなんでしょうねえ?とこの時点では思っていました。
畑に植えてある一株はホームセンターで購入した苗で、赤唐辛子を買ったはずですから、収穫するなら赤くなってからにしたいところですが。
(↓撮影日時:2025年7月21日午前6時20分)
今これを書きながら検索してみたら、積算温度ではなく日光による色が変化する系だそうなので、そうだとすると雑草の影になっているのは不利かな?とも思ったりする次第。
結局「数本弱しか頑張れなかったひまわり達」のうち2番目に背が高い(と言っても私の想像していた背の高さよりずっと低い)ひまわりにも蕾ができてました。
(↓撮影日時:2025年7月21日午前6時20分)
で、一番背が高い、あの「Googleレンズがキクイモだかひまわりだか何回も迷った」ひまわりは?というと......
開花してました!!
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
(↓撮影日時:2025年7月21日午前6時21分)
遠目から見ても「でかっ!(驚)」と声をあげちゃうような立派な蜂さんがブンブンと羽音を言わせながらそのひまわりのところで熱心にお仕事をしていたので、怖くて迂闊に近寄れず、及び腰に遠い距離からの撮影になってしまったのですが。
ちなみにこちら↓が相方ヒゲ氏の撮った一枚。
被写体が同じでも撮り方によってこれだけ違って見える...という好例でございますな。
(ニュースとか報道とかドラマも映画もそういう目で見ないとね!と個人的には思うワタクシ)
その第一開花のひまわりの身長、ヒゲ氏に近くに立ってもらって比べてみました。
彼の身長は160cm台半ば。
(↓撮影日時:2025年7月21日午前6時58分)
きゅうりはたっぷりの潅水が必要なはずなのに、そしてほとんど潅水をまともにやっていない我々なのに、地味〜に着果して成長していってます。
ここがもともと休耕田でその影響のせいなのか水はけが悪そうなことが影響しているのでしょうかそんな気がするのですがハテサテ、な心境。
水はけが悪くて土中に水が溜まった硬盤層があってもおかしくないはずなので、そこから水を吸いあげて成長してるのかもと仮定した場合、個人的には納得がいく次第。
(↓撮影日時:2025年7月21日午前6時45分)
ナスとかきゅうりとかには良くても、逆に悪影響が出る作物とかもきっとあるのだと思います。
このエリア、玉ねぎだとべと病が出やすい、と聞いてるのもそれかもしれません。
世の中、何でも思い通りに簡単に、とはなかなかいかないものなのであります。
早朝6時過ぎを選んで畑に行くようになっている今年7月、午前8時には暑さがやばくなり始めるので毎回這々(ほうほう)の体(てい)で逃げ帰っております。
昭和の後半時代までって、農業に「冷害」という言葉がよく聞かれたものだと記憶しておりますが、まさか高温障害で日本の農家が苦しむことになろうとは......と環境の変化を痛感している日々なのでありました。
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