X(旧Twitter)に投稿した、1980年代の米国ドラマ『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ(原題:Airwolf)』シーズン3の自己感想の転載です。

 

エピソード9「JENNIE」、だから何で他国へ不法にずけずけと入って行って勝手にドンパチしていいと思ってるんですかね、CIAの私的エージェントとは言え...と、フィクションドラマとはいえシーズン1はもう少し東西バランスを考えた政治色があったのにそれが雲散霧消しちゃったなあ...と思う我が家。

 

エピソード10「THE DEADLY CIRCLE」、だーかーらーホークは直接その作戦に従事してなくてもあんたんとこの国がよその国へ軍事介入して村を虐殺したんやんか〜というツッコミを、視聴しながら何回も繰り返す我が家2名。そりゃ恨まれるよね、としか思えなかったり。
(;ーωー)

 

シーズン11「WHERE HAVE ALL THE CHILDREN GONE?」、S2 E1のケイトリン初登場回同様に「過剰に自治の度が過ぎる余地があったがゆえのタウンハッキング」事例。何事も度が過ぎて止まらなくなるといけないのがよくわかるエピソード。

 

承前)
脚本面で1箇所秀逸だったのは「(他国の首都である)モスクワを破壊するんじゃなくて、標的が自国の首都のほうが(自国が核兵器を捨て去る気になるためには)効果的でしょ!」のくだり。
ある意味、真理を突いてるなーと思った。

 

エピソード12「HALF-PINT」、今までにも繰り返した違法な「他国領土内に侵入してドンパチ」話じゃなかっただけまだマシだが、セント・ジョンの設定が完全に崩壊し切ってる感。あと10エピソードでキャスト総入れ替え&シリーズ刷新、になったのは無理もなかったのかなあと思ったりする。

 

承前)
シーズン1は冷戦を反映した筋立てが散見されたものの、「東側にだって感情がある生きた普通の人間が生活してるんだ」という描写は、政局的にまずかったからシーズン2以降ナリをひそめたのであろうか?と思いっきり邪推してみるなど...🤔

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<14>に続きます。(予定)