先月12日に体調を崩し、高熱とともに寝込んでしまった私。

 

 

普段は風邪などまず引かない...もとい、出会ってから11年半の間、風邪で寝込む姿自体をほとんど見たことがない相方ヒゲ氏までが共倒れで寝込むという自体になってしまった2022年の師走。

 

 

検査精度に期待できないものの、キットを自治体から送ってもらったので、抗原検査で見事に陽性反応が。

Covid19(新型コロナウイルス感染症)にとうとうかかってしまった2022年12月(嘆く)。

 

外出回数が極端に少ない生活をしているので、潜伏期間やらその他の状況を鑑みると、おそらく12月5日にドラッグストアに行ったあたりが、ウイルスを拾ってきてしまった日ではないかと思います。

 

 

カップ型ダストマスク(防塵マスク)の上にサージカルマスクを装着、という対策を外出時にしていた私ですが、12月に入ってダストマスクの我が家での在庫が切れ、「あ〜買わないとなあ」と思ってるあいだに、「サージ丸マスク2枚重ねて着用」の装備で外出したら、見事に感染してしまいまして......。

補給を先送りにせずにすぐに防塵マスクを買い足しておけばよかったと猛烈に後悔。

 

というのも、発熱自体は3日以内に引いてはくれたのですが、喉の痛みや咳が止まらない日々が続きました。おっそろしく治りが悪い。

2009年に日本でA型インフルエンザ罹患、

2012年にインドでウイルス性発熱に罹患、

2014年にインドで再度ウイルス性発熱、および別途マラリアに罹患.....

といった具合に「数年間で4回も感染症にかかってしまった」私ならともかく、同じ期間内でマラリアに同日発熱した以外は感染症にやられていない相方ヒゲ氏でさえ、「なかなか完治しないな〜これ(Covid19=新型コロナウイルス感染症)」とこぼす始末。

 

インドで罹患した感染症は、いずれも(住んでいた街の医療費が安かったおかげで)即日入院で投薬も点滴もしっかりしてもらったので、正味2日半ほどで快癒したわけですが...

個人的な体感で言えば、2009年に罹患してピーク時に病院にかからなかったA型インフルエンザよりも治りが悪いぞCovid-19!!

ってなもんで。

(;ーωー)

 

なにせ、12月10日を過ぎたあたりから体調が悪くなり、年内いっぱいどうもすっきりしない状態でした。

「汗をどーっとかいて熱を下げれば大体スッキリ」という、あの定番のルーチンとは無縁の「いつまでもぐずぐず続く体調不良」。

起立性調節障害とは普段縁がないヒゲ氏までが、何日間も続けてその症状に悩まされたり......

加齢を考慮に入れたとしても、かなり変です。

 

Covid19のウイルスの挙動が「ヘルペスやHIVのように体内に残存するタイプではなかろうか?」という仮説が2020年の時点でささやかれてたのを記憶してますが、確かにそう思いたくなる症状です。

とにかくやたらと治りが悪い。

 

なんというか、「薄皮を一枚ずつ超スロースピードで剥ぐような回復の仕方」に思えるんですね。

どんな疾患とて、悩まされる症状も回復の経緯もそれぞれ千差万別で個人差があるわけですが、今回に限ってはヒゲ氏にも私にも「すんなりスムーズに快癒しない。治りがとても悪い」という同じ感想を、Covid-19はもたらしています。

 

いや〜これは非常に面倒な疾患ですね。感染して罹患したからといって免疫を獲得できるかというと、その確率は3割にも満たないそうで、一言で言えば「かからないに越したことはない」一択かなと。

社会全体の中で少数派に属する「健康強者」は別ですけどね。でも医療技術と公衆衛生の発達で健康強者以外も生きながらえるのが可能になった現代社会では、「制度設計を健康強者だけに合わせていては社会が持たない」わけでして。

 

年を越して2023年に入ってからようやっと、「一番近いスーパーマーケットに買い物に行くのに体調で躊躇しないで出かける心境になった」感じです。

それでも、2番目に近いスーパーマーケットに「全力で大量買い出し」するには微妙に不安を感じるので、罹患して以降はなかなか全力買い出しに行けてない生活です。

また体調が悪くなったら嫌ですしね。

 

すんなり病院にかかれる政治体制になってないため快癒できない、もありますが、それにしても「自宅治療だけで峠を一両日で越えられた2009年のA型インフルエンザ罹患」とは大違いです。

(A型インフルエンザとて、100年前には「スペイン風邪」の呼称でパンデミックを起こし世界中でたくさんの人が亡くなった経緯を持ち、あまり心配しないで済むようになったのは西暦2000年を越えてからなのですが、まあそれはさておいて。)

 

いやもう二度とかかりたくないです。

「かかれば免疫がつくから」と言えるような免疫獲得率でもないですし。

こんなに「治りが悪い」のは人生初、人生でダントツのトップなのであります。