今年7月の参院選以降、強権化がより一層強まっている自民党政権。
11月に入ってからは、「かねてからの自民党改憲草案内容に改憲されたら要注意」だと思っていた「緊急事態条項(Covid19(新型コロナウイルス感染症)による緊急事態宣言とは違います)」が、ピンポイントで言及されてまずいなと思ってます。
だから安倍晋三の国葬を閣議決定だけで押し切らせちゃいけなかったんですよ。こういうことになるから。正式な議決過程を経過させないといけなかったんですよ、「閣議決定で密室で決めちゃえば何でもオッケーだもんね♬」と増長させて独裁性を全力暴走させないために。
(ちなみに今年2月下旬からの露の特別軍事作戦は議会承認を得ています。もともと露の野党が「助けに行け」と前々から大統領をせっついてたわけですし)
その「緊急事態下の衆院解散や国会での不信任決議案の議決を禁止」するとどうなるかというと、「政府が緊急事態だと判断すれば内閣や国会を総辞職や解散しなくて済む」=リフレッシュや改善のための総辞職や解散を要求することもできなくなってしまうことにつながります。
第二次世界大戦中のナチスドイツ政権がそうであったように。
かねてからの改憲草案でも一番危険なのはこの「緊急事態条項」だと感じてました。
その一番危険なところにあえて言及してくるのは、ものすごく嫌な予感しかしません。
日本のニュースでちゃんと報道してくれてない感じがするんですが、日米演習を実はたくさんやって周辺国を威嚇してますしね。
(;ーωー)
1941年の日米開戦前の「開戦に持っていかれてる感じ」もこんなだったのだろうか......とついつい考えてしまう次第です。
杞憂に終わればいいけど、地固めがいろいろ進んでるとしか思えない話がいくつも目耳に入ってくるので、嫌な予感がします。
この予感がどうか外れてくれますように(祈)。