来月予定の参院選(参議院選挙)の...というより、そこで現政権与党が快勝してしまったら国民にとって困った事態になることが大きく予想される争点「改憲」問題。

つい先週に、野党が内閣不信任案を出してくれたおかげで国民投票法改正もとい改訂にとりあえずの歯止めがかかり、それによって「自民党改憲案しか改憲のたたき台にできない」みたいな実に独裁的な困った事態になることを一瞬だけ先送りになったわけですが......。

 

 

具体的に「改憲されるとどこが私たち国民にとってまずいの?」という点をいくつか。

 

まずは日本国憲法前文。

 

前文におけるこの削除と9条の改変で、俗にいう「平和憲法」はその姿を変貌させてしまうといって良いでしょう。

 

その自民党改憲案は10年前からすでにWebサイトにPDFが公表されているもので、2015年の安保法制云々の騒動があったときには諸外国の政治風刺画でもいくつか「日本は、安倍政権は平和憲法を壊そうとしている」的な内容のものを2015年に見たことがありました。

 

「戦争になったって戦うのは自衛隊でしょ?」と思ったら大間違いで、日本は大日本帝国時代に「国家総動員体制」を目下ウクライナがやろうとしているように敷いていた過去があります。次に開戦したらまた同じことになりそうな予感でいっぱいです。

もし本当にそうなってしまったら、「子供を戦争に行かせたくない」どころか、「自分も行かないといけない」にされかねないでしょう。

 

そんなことになって欲しくはないので、来月の参院選は棄権せずに票を投じるつもりです。

ええもちろん、自民・公明・維新は投票先に選ばない所存です。

自民が快勝したら上記の取り越し苦労が取り越し苦労で終わらなくなりますから。