本日5月3日は「憲法記念日」です。

国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)では「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」ことを趣旨としている、なのだそうですが、ゴールデンウィークのなかの1日としてしか認識してないかたが多数のように思えます。

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国民の過半数の世論が「改憲を」と盛り上がってきたわけではないのに、元安倍首相とその周辺の「改憲」の声に押されるかのように憲法審査会が勝手に開催され続けており、正直危惧する気持ちが日々増大する一方です。

 

 

「改憲したって別にいままでの生活が大きく変わるわけではないだろう」と思ったら大間違い、というのが私が感じていること。

 

何が一番危険って「緊急事態条項」が画策されていること。

これ、「緊急事態下において必要な人権制限ができる」ことを示唆してるのですけれども、「内閣が”緊急事態とみなしさえすれば無期限でも人権制限が可能”になる」という諸刃の剣もとい「非常にやばい」内容。

ヒトラー政権下のナチスドイツの強権ぶりが如実な例です。

 

「いやまさか、現代日本でそんなことは起こり得ないだろう」

と考えるのは、私としては正直甘いと思っておりまして、まずは改憲に賛成しないことが私たち国民自身の権利と日常生活と身の安全を守るためにはきわめて重要、と日々思っている次第です。

 

考え方も物事の受け止め方もみなさま各位それぞれだと承知してはおりますが、私としてはいろいろ調べた上でそう考えている、ということです。

 

これに対して反対の声をあげるには、SNSで発信するもよし、各媒体で意見を提示するもよし、官邸や各党に意見を送るもよし(政権与党が決めているので与党宛がベターですが)、と方法はいろいろあります。

 

送信フォームやメールより、FAXでの意見送信の方が真摯に受け止める度が高いのは、「IT後進国ニッポン」の面目躍如...という情けなさも手伝いますが......。

 

声を上げることと、今後の身の振り方を真剣に考えておく、はどちらも重要だと言わざるを得ません。

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