今般の「ロシア・ウクライナ衝突(Russia Ukraine Conflct)」に至るまでのおおまかな経緯は、変なたとえになりますが『Airwolf(超音速攻撃ヘリ エアーウルフ)』シーズン1 エピソード4「PROOF THROUGH THE NIGHT(ミグ戦闘機を振り切れ!! 細菌戦スパイ脱出)」のスパイ救出作戦のような概念で構成されているように思います。

 

 

この例えは『エアーウルフ』のコアなファン以外には非常に分かりづらいと思いますが、無理やり置き換えてみると、

 

ホークとドミニク=ロシア軍およびロシア側義勇兵

CIA=ロシア

アークエンジェル=プーチン

救出されるCIAスパイ=主にドンバス地方の(ネオナチによる)被害者住民

 

......的な構図になると思います。

 

実際、「PROOF THROUGH THE NIGHT」でのホークとドミニクは潜入先ソ連での直接戦闘を極力回避するよう努め、無敵のマッハ1ヘリコプター・エアーウルフで乗り込んでいるにも関わらず、エアーウルフからの発砲を潜入先ソ連内でおこなうことを全力で回避し、エアーウルフからの発砲を一切おこなわない描写になってました。目的が救出だけで戦争回避であれば当然の行為と思われます。

今般の「ロシア軍が弱い」という評価を見ても、おそらく「直接戦争回避のために先制攻撃をするな」とロシア本国から命令を受けている可能性を感じます。

 

まあ例えでしかありませんし仮説にはすぎませんが、過去の東西冷戦まで手を伸ばして調べた範囲で得た知見から考察した私の仮説はそのようになります、ということです。

 

救出目的の特別軍事作戦ということにするために、ドネツクとルガンスクをロシア単独ででも国家として認めれば、その国家から「助けてください」と要請があれば救出作戦を目的として出動することが理論上は可能になるはずです。日本国内でも大規模災害が起こると、直接被災地の自治体代表者(知事)が自衛隊に出動を要請するようなもの、と例えればわかりやすくなるでしょうか。

 

もっと雑に全体の流れを要約すると、

「大きな家の中で家族親族間で虐殺行為が止まらない。話し合わせて止めようとしても聞き入れてくれない。被害を受けてる方から救助要請があり、仕方がないので外部から機動隊を突入させて被害を受けている方を救出する」

的な構図に見えるんですね。

 

あくまでも仮説ですけれどもね。

ただ、いろいろ調べてプロットとして整理するとそういう仮説に行き着いた、ということです。

この記事はその「仮説の覚書」となります。