昨日、トンガで火山の大規模な噴火があり、その影響が日本を含む周辺国にも及んでいます。

空も海も世界中でつながっているのですから当然です。

 

日本では深夜近くなってから津波警報・津波注意報が発せられ、何時間も警報・注意報が継続している状態です。地震由来ではないので正確には津波ではないのですが、耳慣れた表現のほうが避難を促せるとのことなので「津波」という単語で警報・注意報を流しているそうです。

 

1960年のチリ地震のときは丸1日近くたった時間差で日本を大津波が遅い、深刻な被害を及ぼしていましたから、そういう可能性を考えたら油断はしないのがベターだと思います。

 

また今回は、地震ではなく火山噴火による事象なので、知見の積み重ねが足りなく判断も容易ではないようです。よって、より一層「我々が経験したことがある地震での知見だけを頼りにしすぎないこと、安易に考えすぎないこと」が大切なのではないとも考えています。

 

さらに今回は、火山の大噴火が起こっているので、長期的に見るとこれも影響が多方面に及ぶものと

予測されます。火山灰は風に乗って世界を回りますからね。

 

平成の米騒動だって、火山噴火が関係してましたしね。

過去のできごとを参照して、どう備えるか考えることもまた大事なのだろうと思う次第。

 

火山噴火爆心地があるトンガのかたがたに対しては言うまでもありませんが、近隣諸国で影響を受けるかたがた、日本国内でも太平洋側の沿岸部にいるかたがたが一人でもご安全を維持できますよう、心よりお祈りしております。