TwitterなどSNS上で、公共媒体や空間へエロチックなものを押し出すことを「表現の自由を擁護」してるつもりで発言している勢が一定数散見されますが、そういう人たちが真っ先に危惧しなければいけないのは、むしろ自民党改憲草案21条ではないかと思う次第。
「表現の自由」戦士たちよ、危険視するのはこれだ↓ってなもんで。
現行の「表現の自由は、これを保障する」がまるっと削除になり、国の恣意的な判断で表現物の判断がなされる...という内容になるからです(要は、検閲の復活ですね)。
国が「ある内容が単に気に食わない」という理由だけで規制や罰則を加えることができる内容を示唆していますから、これはゆゆしい問題です。
例えばですが、「XXの映画が気に食わないからその傾向の映画制作は禁止」「XXのスポーツは気に食わないから、普及のためのサークルを作ることも禁止」なんてことも可能になる内容の条文案です。
「表現の自由」が根底から根こそぎ国によって奪われるかもしれないのに、「全体としての表現の自由を守るためにゾーニング提唱してる人たち」と戦ってる場合じゃないでしょ?
と思うわけでして......
(;ーωー)