特に個人事業者・フリーランスで年収1千万円以下だったかたがたが事実上消費税から逃れられなくなりそうなのが2023年10月から導入予定の「インボイス制度」。
一部の税理士の方々は昨年後半あたりから自分たちの発信コンテンツでその内容の紹介をしており、それ以外の一部の方々もその存在をやっと認識し始めつつあるこの制度、内容と政府側が積極的に周知アピールをしないという2つの点で「制度が施行されるギリギリまでその詳細を国民にあまり知られたくない、と彼らが思っている」ように見えてしまいます。
このインボイス制度を推し進めたいのはもちろん自民党(あんど公明党・自民党第三軍と呼ぶべき維新)。
現状消費税免税事業者の範疇に入る人からも消費税をもぎとれそう(としか思えない)な施策ですからね。
これが施行されれば、従来は免税事業者だった個人事業者・フリーランサーも今より可処分所得を得るのが難しくなりますし、シルバー人材センターなどから仕事を斡旋してもらう高齢者にも消費税負担がのしかかってくる可能性も出てきます。
一言で言うと、「消費税負担がもっと重くなる=得られる収入がもっと減る」です。
なので、他の政策が気にならない人でも特に個人事業者やフリーランサーの身分に該当するかたは、インボイス制度だけでも投票の争点として考えたほうがいいのになあとは思います。
かなりの数のかたにとって死活問題になるはずですので......
で、インボイス制度導入に反対したかったら、投票先は自公維新「以外」の政党、これに限るなーと痛感する次第。
「人命より選挙」にばかり一生懸命な自公維新には私個人としては投票したくはありませんです、はい。