現在YouTubeのウルトラマンチャンネルで公式配信されている『ウルトラマンG』、主人公が所属する組織UMA(ユーマ)の描写に過剰なジェンダー押しつけ描写がなく、服装もユニバーサル感重視なので「プロ集団の組織」という説得力がビジュアル的にありますね。
戦隊やライダーに比べると、ウルトラシリーズの特殊部隊はユニバーサルな隊員服である傾向が高めとはいえ、「その業務にミニスカート必要ないよね」「その服装はせめて13歳以上対象作品で採用じゃないかしら?」とどうしても思う部分が日本の作品には散見されますが、この『ウルトラマンG』にはそれが一切ないので、その点では終始安心して見ていられます。
無意味に女性キャラクターだけミニスカートやホットパンツを穿かされてことが多すぎると、中学時代に3年間体育の授業で嫌で嫌で苦痛でつらくてどうしようもなかった「無理やりブルマ穿かされてた」あの感じを想起させられるのですよね。
「ああ、このキャラクターならファッション面での審美眼的にミニスカートを装いに採用するだろうなあ」という納得できる雰囲気などが人物描写に出てればまた話は別なんですけどね(例:『ケータイ捜査官7』の麻野瞳子など)。
自分の中に何もトラウマがなければ、「ああ、演出なのね」で流してしまえますが、実際に苦痛を感じた経験やトラウマがあると、何気ないこともトリガーになる可能性が、実は誰にでもあります。
そういう観点からしても、『ウルトラマンG』は女性キャラクターたちの扱われ方は男性のそれと対等でユニバーサルなので、安心して視聴できるのが良いですね。
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